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【開催報告】【部局間交流協定に基づく研究交流】ドイツ・ライプツィヒ大学の研究者と広島大学大学院人間社会科学研究科・教育学部の研究者と研究交流を行いました

広島大学大学院人間社会科学研究科および教育学部はドイツのライプツィヒ大学教育科学と2016年より10年間にわたる部局間交流協定に基づく研究交流を温めてきました。2025年11月10-12日に広島国際会議場にて開催された世界授業研究学会(World Association of Lesson Studies: WALS、実行委員長:丸山恭司教育学部長)に合わせて、ライプツィヒ大学教育科学部から4名の教員が来日しました。来日したのは、ライプツィヒ大学教育科学部の副学部長であるMaria Hallitzky教授、副学部長と、3名の先生方Dr. Christian Herfter、Dr. Emi Kinoshita、Schalotte Schweder-Lipowskiです。

2025年11月14日(金)の13:00-15:30には、部局間交流協定にもとづく国際シンポジウムを開催しました。教育学部第一会議室にて開催した同シンポジウムには、教育学・幼児教育学・音楽教育学・数学教育学・体育科教育学・日本語教育学などの領域の教員、そして本学の大学院生・学部生、および他大学・機関の研究者・教員も交えて、約30名の参加者がありました。

丸山恭司教育学部長とHallitzky副学部長のご挨拶の後、吉田成章准教授と藤原由佳特任助教によるこれまでの部局間交流の発展とLesson Studyに関わる共同研究の展開について報告がなされました。その後、ライプツィヒ大学のHerfter先生、Kinoshita先生、そしてSchweder-Lipowski先生よりライプツィヒ大学におけるビデオを用いた授業研究の展開についての報告がなされました。

休憩の後、久保研二准教授と北海道教育大学の中島寿宏准教授より、体育科における授業研究と教師教育についての報告がなされ、コーヒーブレイクをはさんで、4つの報告を踏まえた全体のディスカッションがなされました。
シンポジウムの最後には、研究科長である松見法男教授より、ライプツィヒでの研究交流と、このたびの広島での研究交流についての温かいお言葉をいただき、2026年以降の部局間交流協定の延長についても話題にしていただきました。

シンポジウム終了後、大学院人間社会科学研究科の研究科長室を訪問し、2026年以降の部局間交流協定の延長について、正式に両部局間の意向を確認しました。
 

同日の夜には、本学の大学院生も交えて、白竜湖にて懇親の会をもちました。
 

2025年11月17日(月)と18日(火)には、ライプツィヒ大学教育科学部一般教授学研究室のメンバーと広島大学教育学部教育方法学研究室のメンバーとで、エラスムスプログラムにもとづく「ビデオを用いた授業研究」についての教育プログラムを実施しました。

11月17日(月)14:00に、丸山教育学部長室を表敬訪問し、今後の部局間交流協定の延長とさらなる共同研究の発展について意見交流を行いました。
 

 

11月18日(火)12:00には、金子慎治理事・副学長を表敬訪問し、Hallitzky教授よりライプツィヒ大学学長および教育科学部長からのメッセージが披露され、丸山教育学部長も交えて、今後の部局間交流の発展を軸とした大学間の研究・教育交流の発展に向けて意見交流を行いました。

今後も、広島大学大学院人間社会科学研究科と同教育学部は、ライプツィヒ大学教育科学部との研究交流をさらに発展させていく予定です。

【問い合わせ先】

広島大学 大学院人間社会科学研究科 教育科学専攻
           准教授 吉田 成章

E-Mail : noriakira(AT)hiroshima-u.ac.jp 
※(AT)は@に置き換えてください

 

 


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