学生企画による各種活動 【建築P関連】

Various Activities by Students 【about Architecture】
 

 
このページでは、HUAG (工学部第四類建築プログラム/大学院建築学プログラム)の、最近の学生企画による活動について紹介いたします。

建築文化週間 学生グランプリ「銀茶会の茶席」への作品応募

10月末に東京・銀座通り周辺で開催される 銀茶会において、実際にお茶席として展示・使用される創作茶席の設計・制作案を学生が考え、建築文化週間 (日本建築学会主催) の学生グランプリ「銀茶会の茶席」に、その提案書を添えて1/10模型を制作し応募します (コンペティションによって入選した作品は全銀座会催事委員会および日本建築学会建築文化事業委員会による指導の下で1/1模型を制作し、その中で最優秀賞を受賞した作品は 銀座三越の特設会場にて展示・使用を目的とした実施設計と制作を行います; 詳細は こちら)。

このような実際の建築物の設計・制作をする経験を通じて、同世代の仲間との交流や建築のおもしろさ、難しさを体験することを目的としています。

前回 (2023年) のテーマは「樂 (ラク)」です。なお、本学では3件の応募が本学工学部後援会による助成金採択を受けており、その内2件が最優秀賞 (実物制作と特設会場での展示・茶席使用) と審査員賞を受賞しました (いずれも2年連続受賞)。

ちなみに前々回 (2022年) のテーマは「秋空 (アキノソラ)」で、同じく助成金採択を受けた3件の応募がそれぞれ最優秀賞入選 (1/1模型制作)、審査員賞を総受賞する快挙を果たしています。

上記各リンク先 (PDFファイル) の作品情報の著作権等はそれぞれの応募者 (チーム) が保有しています (私的使用目的の範囲を超えての無断での複製・転用を固く禁じます)。

なお、作品の写真等も含む前々回の受賞紹介記事は、こちら より御覧下さい。

学生によるおもしろ企画

本学大学祭の「工学部企画」やその他のイベント等で、学生が主体になって実施する最近の活動 (工学部後援会による助成の採択を受けた企画) について、以下紹介します。

今(2024)年度に採択された下記の企画における助成金目録贈呈式に関する情報は、こちら を御覧下さい。

大崎上島まちおこしリノベーションプロジェクト

この企画は2年前 (2022年度) より3年間継続して採択を受けていますが、その概要と併せて下記に紹介させて頂きます。

広島県豊田郡大崎上島町における、現在使われなくなった旧警察官舎のリノベーションプロジェクトであり、建物の改修から使い方の提案までを学生が主体となって行うことを目的としています。

大崎上島町の行政や地場の工務店、地域住民の方々と協力して、一昨年度から実行している計画で、建築を通じたまちおこしにつながることが期待できます。その第1弾としての前々回 (2022年度) の企画では建物の現状把握、プロジェクト全体の企画・立案を行い、改修に着手しました。第2弾としての前回 (2023年度) は小屋・作業場の設計計画で、倉庫や空き家に眠る木材を利用して建物を改修しました。

そして今回 (2024年度) は、そのプロジェクトの完成お披露目会を企画しています。リノベーションの完成を島内の方々に周知して学生との交流を深め、今後の大崎上島との関わりを充実させていくことを目的としています。

なお、当プロジェクトの紹介記事は、こちら より御覧下さい。さらに、これまでの活動記録も掲載していますので、こちら (記事リンク一覧) から併せて是非御覧下さい。

江田島まちおこしリノベーションプロジェクト

広島県江田島市大柿町における、現在は空き家となっている元店舗兼住宅のリノベーションプロジェクトであり、学生が主体となって実施しています。この企画を通して、大学の講義だけでは経験することが難しい経験をして、今後受講する講義に高い意識を持って臨むことを期待すると同時に、まちおこしにつながる活動になることを目的としています。

建物の改修については、まず学生主体で検討し、その後、地域住民の方々を交えたワークショップを行って具体的な改修方法を決定して、実行します。

0からはじめる木工体験

家具職人と学生、地域の人々が連携して実施し、家具の取り扱いや技術の学びを通した3者の交流の場を創出することを目的としています。

ワークショップを実施してこの企画が地域へ広がっていく一助となること、そして、他の学生の勉強や研究、課外活動などにおいて積極的に歩み出すきっかけとなる効果に期待しています。


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