仕事と生活の調和を考える・・・

 林 抄織 グループリーダー

基本情報

  • 所属及び職名:財務・総務室人事部福利厚生グループ グループリーダー(2021年3月掲載時点)

現在、どのような仕事をしていますか。

 財務・総務室人事部福利厚生グループにおいて、グループリーダーとして、給与支給担当、福利厚生担当、服務担当、共済組合担当、男女共同参画担当の統括を行い、服務担当の主査として、表彰関係の仕事に従事しています。

スキルアップはどのように図ってこられたのでしょうか。

 広島大学に採用され、実験の補助、研究室の事務を経験した後、病院医事課の外来係に配属となりました。この時は、二人目の育休から復職したばかりで、スキルアップを図るというより、このまま仕事を続けていけるのかという状況だったように思います。    
 その後、医療政策室では、広島大学に置かれている「ひろしま地域医療協議会」の事務やISO認証、病院機能評価認定の更新に携わりました。  
 これまでの異動は、それぞれの業務内容にはつながりはなく、与えられた仕事をこなすのが精いっぱいだったため、スキルアップができているのか自分でもわかりません。周りの方々に恵まれ、支えていただいたことで、続けてこられたと思っています。

管理職になってから仕事に対する受け止め方や心境はどのように変化しましたか。

 仕事に対する基本的な考えは変わりませんが、管理職として、日々責任の重さやマネジメントの難しさを感じています。また、グループのメンバーが仕事と生活を両立しながら、その能力を十分に発揮できるよう心がけています。

ワーク・ライフ・バランスについて、仕事以外のプライベートはどのように過ごしていますか。

 プライベートでは、子供が大学生となり子育てが一段落しました。自分の時間も多く取れるようになり、これから旅行でもと思っていましたが、出かけることができない年でしたので今は断捨離を実行中です。

今の職務において大切にしていることがあれば教えてください。

 グループ内での情報共有とコミュニケーションを大切にし、忙しくても働きやすい職場となるよう心がけています。
 また、業務を遂行する上でお互いの立場や状況を尊重し、信頼関係を築いていけたらと思っています。

次に続く女性たちへメッセージをお願いします。

 すでに採用者の割合は男性より女性の方が多く、職場内での女性の比率も40%を超えています。仕事とライフイベント(妊娠、育児、介護等)との両立を支援する取組など規則整備も進んでいますので、それぞれが自分に合ったキャリアを積み活躍していただけたらと思います。また、人生を充実したものにしていただければと考えます。

採用後の経歴

 1987年度採用。原爆放射能医学研究所、工学部、呉工業高等専門学校、病院、医療政策室などを経て、2020年度から現職。(2021年3月記載時点)


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