平成29年度 研究支援員制度利用申請の募集について

  本学は,文部科学省が実施する平成29年度科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択されました。ダイバーシティ研究環境整備強化の取組として,学内研究者の研究とライフイベントの両立を目的とした研究支援員制度を実施します。

●目的

 本学に所属する研究者が,妊娠・育児・介護により研究時間の確保が困難になった際に,研究者の指示の下に研究補助業務に従事する研究支援員を配置することで,研究とライフイベントの両立を推進することを目的とします。

●対象者

 本学と雇用契約を結び,本学を主たる研究の場としている大学教員(教授,准教授,講師,助教,助手)及びフルタイム勤務の教育研究系契約職員(特任教員,寄附講座等教員,共同研究講座等教員,病院助教,外国人研究員,研究員,特別研究員,病院診療医)のうち,次の①~③の申請理由のいずれかに該当し,かつ申請要件をすべて満たす者。

申請理由

① 妊娠:妊娠中

② 育児:12歳に達する日以後最初の3月31日までの子を養育している

③ 介護:介護認定(要支援認定含む)を受けている父母その他家族を申請者自身が主として介護している

申請要件

(a) 産前産後休暇,育児休業,介護休業その他休業・休職中でない者

(b) 配偶者がフルタイムで勤務している者,単身者又は配偶者のいない者

以下は,申請者が男性の場合のみ

(c) 配偶者が,大学,大学共同利用機関又は独立行政法人で研究者としてフルタイムで勤務している者

● 研究支援員について

・研究支援員は,広島大学の学部又は,大学院に在籍する学生とします。

・研究支援員の業務は,支援対象者の研究活動に必要な研究補助業務(実験補助,研究データ分析,統計処理,資料作成,文献調査等)です。

・研究支援員の候補者は,申請者が推薦してください。

・研究支援員の申請は,1名迄とします。

● 研究支援員の給与

研究支援員は,教育研究補助職員として雇用し,時間給は以下のとおりとします。

  学部,大学院(修士課程,博士課程前期)に在籍する学生:1,076円

  大学院(博士課程後期)に在籍する学生:1,206円

●研究支援員の勤務時間等

・週当たりの勤務時間の上限は,10時間とします。ただし本学で他の雇用がある場合は,週当たりの総勤務時間の設定に当たっては,当該学生の学業に支障をきたさないようご配慮願います。

・1日当たりの勤務時間は7時間以内とし,8時30分~17時00分の間で勤務することを基本としますが,研究補助業務の状況に応じて22時から5時までの深夜帯を除く時間帯の勤務も可能とします。

・勤務はあらかじめ定められた場所(原則学内施設に限る)において行うものとします。

● 研究支援員雇用期間

平成29年11月15日以降~平成30年3月31日

●申請期間

平成29年10月3日(火)~平成29年10月17日(火) 17:00 (必着)

 (申請方法:メールおよび学内便での送付,又は持参)

※学内便での送付は,時間がかかるので,事前にメールで申請書等を送付した後,本紙を学内便で送付してください。

●提出書類

・研究支援員制度利用申請書(様式1)

・指導教員承諾書

・各種証明書類

※申請理由に応じて以下の書類を提出してください。

①妊娠: 母子健康手帳の写し,配偶者の就労証明書(フルタイム勤務であることがわかるもの)

②育児:子の年齢を証明できるもの(健康保険証の写し等),配偶者の就労証明書(フルタイム勤務であることがわかるもの)

③介護:介護認定(要支援含む)を証明できるもの(介護保険被保険者証の写し等),配偶者の就労証明書(フルタイム勤務であることがわかるもの)

● 採択件数

10件程度 (予算の範囲内で変動する場合があります。)

● 選考方法

・書類審査

・選考結果は,平成29年10月下旬に申請者に通知します。

● 採択後の留意事項

研究支援員の雇用終了後に,以下の報告書を提出していただきます。

・研究支援員制度利用報告書(様式2)

申請先・問い合わせ先

広島大学 男女共同参画推進室(東広島市鏡山1-1-2)

電話:082-424-4428
E-mail:syokuin-sen@office.hiroshima-u.ac.jp
(@は半角に置き換えてください)
URL:https://www.hiroshima-u.ac.jp/gender


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