第20回体験科学講座(情報科学部)を開催しました。

 広島大学男女共同参画推進室は、情報科学部の協力のもと、体験科学講座を11月28日(土)に開催しました。

 本講座は、女性研究者のすそ野拡大のために、女性の高校生を対象に平成20年度から実施している取り組みです。理工農系の研究室で、研究者の指導のもと実験や実習などを体験することで、科学に関する興味・関心を喚起し、進路選択の参考にしていただくことを目的としています。

 20回目となる今回は、広島大学東図書館で行い、30人の高校生が参加しました。初めにコアコースを全員で受講し、情報科学やデータ科学についての概要を学んだ後、2つのサブコースに分かれて実習を行いました。サブコース1では、タブレットを使ってアプリを操作しながら情報の構造を学び、サブコース2では、パソコンを使って集計やグラフ表示、アンケート回答などを行い、統計や分析方法について学びました。実習後は、学生と懇談を行い、進路選択や大学生活などについて、質疑応答を行いました。

 終了後のアンケートでは「大学の授業が受けられて楽しかった」「情報科学について興味がわいた」「大学生活や情報科学部について知ることができて、進路選択の参考になった」などの感想がありました。情報科学について実際に体験し、学んだことで、情報科学の分野について身近に感じ、進路選択の幅を広げるきっかけとなったようです。

 

サブコース1

サブコース2


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