広島大学男女共同参画推進室は、教育学部の協力のもと、体験科学講座を3月5日(土)に開催しました。
本講座は、女性研究者のすそ野拡大のために、女性の高校生を対象に平成20年度から実施している取り組みです。理工農系の研究室で、研究者の指導のもと実験や実習などを体験することで、科学に関する興味・関心を喚起し、進路選択の参考にしていただくことを目的としています。
21回目となる今回は、広島大学教育学部で行い、22人の高校生が参加しました。参加者は4つのコースにわかれ、実習を行いました。実習後は、支援員の学生と懇談を行い、進路選択や大学生活などについて、質疑応答を行いました。
終了後のアンケートでは「高校との勉強や授業の違いが分かった」「なぜこのようにしたのだろう?と追究していくことで面白い発見ができそうだと気づけた」「院生の話を聞ける機会は貴重な経験となった」などの感想がありました。普段はできない実験や実習の体験を通し、新たな分野への興味が広がったり、進路を考えるきっかけとなったようです。
コース1:PCRの実験を体験しよう
コース2:木材のひみつ
コース3:調理環境を見える化(数値化)してみよう!
コース4:「こころ」を科学する