体験科学講座 第22回 理学部編を開催しました。

 広島大学男女共同参画推進室は、理学部の協力のもと、体験科学講座を11月26日(土)に開催しました。

 本講座は、女性研究者のすそ野拡大のために、女性の高校生を対象に平成20年度から実施している取り組みです。理工農系の研究室で、研究者の指導のもと実験や実習などを体験することで、科学に関する興味・関心を喚起し、進路選択の参考にしていただくことを目的としています。

 22回目となる今回は、広島大学理学部で行い、43人の高校生が参加しました。参加者は2つのコアコースを受講後、サブコースでは3コースにわかれ、実習を行いました。実習後は、支援員の学生と懇談を行い、進路選択や大学生活などについて、質疑応答を行いました。

 終了後のアンケートでは「大学で行っている実験の雰囲気を少しだけつかめた気がした」「今日学んだことは日常生活と関係が深いことが分かった」「学生の人と一緒に体験授業をすることができて楽しかった」などの感想がありました。普段はできない実験や実習の体験を通し、新たな分野への興味が広がったり、進路を考えるきっかけとなったようです。

 

コアコース1「メビウスの帯をもうひとひねりしてみる」

コアコース2「ゲノム編集:生き物を創り替える技術」

サブコースA「Let's Go光のサイエンス体験ツアー」

サブコースB「光で色が変わる分子・光る分子」

サブコースC「岩石と鉱物の科学」

懇談の様子


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