広島大学男女共同参画推進室は、生物生産学部の協力のもと、体験科学講座を3月2日(土)に開催しました。
本講座は、女性研究者のすそ野拡大のために、女性の高校生を対象に平成20年度から実施している取り組みです。理工農系の研究室で、研究者の指導のもと実験や実習などを体験することで、科学に関する興味・関心を喚起し、進路選択の参考にしていただくことを目的としています。
23回目となる今回は、広島大学生物生産学部で行い、51人の高校生が参加しました。参加者はコアコースの講義を受講後、3コースのサブコースに分かれ、講義及び実習を行いました。実施後は、支援員の学生と懇談を行い、進路選択や大学生活などについて、質疑応答を行いました。
終了後のアンケートでは「自分の知りたいことを好きなだけ学べる環境が魅力的だと思った」「進路選択でずっと迷っていたけれど、手掛かりがつかめたので参加して良かった」「大学の研究室の雰囲気も知れて、今までの研究室のイメージとは少し違って面白かった」などの感想がありました。普段はできない実験や実習の体験を通し、新たな分野への興味が広がったり、進路を考えるきっかけとなったようです。
コアコース「見つめてみよう、食・栄養と健康の関係!」
サブコース1「植物はどのようにして形づくりを行っているのか?」
サブコース2 「ニワトリの生殖細胞を凍結保存してみよう!」
サブコース3 「海洋生態系の基盤;プランクトンを観察しよう」
懇談の様子1
懇談の様子2