広島大学 男女共同参画推進室(担当:田中)
TEL/FAX:082-424-4355
E-mail:syokuin-sen*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください。 )
広島大学 男女共同参画推進室では、広島大学ダイバーシティ研究センターと共同で男女共同参画セミナー「実証経済学からジェンダーを語る」を開催します。
2023年ノーベル経済学賞は、長年にわたる女性の就業や賃金の動きを明らかにした功績により、ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン教授が受賞しました。本講演では、ゴールディン教授の研究の意義についてお話を伺い、思い込みや社会規範がジェンダー格差にもたらす影響をエビデンスで解説いただきます。実証経済学が明らかにしてきたジェンダーにまつわる研究の成果を共有し、日本のジェンダー格差の問題を考えてみましょう。
講師は経済学者の牧野百恵 氏。牧野氏は、近著『ジェンダー格差-実証経済学は何を語るか-』において、格差による影響、格差解消後の可能性について著しています。
※ ミクロ経済学は、個人の意思決定や行動を科学的に探究する学問です。実証経済学は個人の意思決定にまつわる理論モデルの確からしさを実際のデータを用いて検証します。
ハイブリッド開催とし、対面及びオンライン(Microsoft TeamsによるLIVE配信)で参加いただけます。
本セミナーは総合科学部専門教育科目「学問とジェンダー」の授業の一環ですが、この日のみ公開します。聴講をご希望の方はweb申し込みフォームから事前にお申し込みください。申込受付は先着順といたします。
また、本セミナーは広島大学新任教員研修プログラムに該当します。
タイトル
- 実証経済学からジェンダーを語る
講師
- 牧野 百恵(まきの ももえ) 氏
独立行政法人日本貿易振興機構 アジア経済研究所 開発研究センター主任研究員
博士(2011年ワシントン大学)。専門は開発ミクロ経済学、人口経済学、家族の経済学、南アジア経済。
近著に『ジェンダー格差-実証経済学は何を語るか-』(中央公論新社、2023年)。
2024年 第三回開発経済学会不破賞を受賞。
途上国女性のエンパワメント、ジェンダー格差解消を目指した実証分析に関心を持ち、主に南アジアを対象に研究。経済学者としてジェンダーの視点からのコメントが様々なメディアで取り上げられている。
日時
- 2024年11月5日(火) 10:30 ~ 12:00(受付10:15~)
会場
- 広島大学 東広島キャンパス 総合科学部 K103講義室
対象
- 広島大学の学部生・大学院生・教職員、一般の方
参加費
- 無料
定員
- 対面:60人程度
- オンライン:300人
申し込み方法
- 下記Web申し込みフォームからお申し込みください。
申し込み締め切り
- 2024年10月31日(木)
※申し込み受付は先着順とし、定員になり次第締め切ります。