- Sato Y, Okano K, Kimura H, Honda K, "TEMPURA: Database of Growth TEMPeratures of Usual and RAre Prokaryotes", Microbes and Environments, 35(3), ME20074 (2020). DOI
- Sato Y, Kimura H, "Temperature-dependent expression of different guanine-plus-cytosine content 16S rRNA genes in Haloarcula strains of the class Halobacteria", Antonie van Leeuwenhoek, 112(2), 187-201 (2019). DOI
- Sato Y, Fujiwara T, Kimura H, "Expression and Function of Different Guanine-Plus-Cytosine Content 16S rRNA Genes in Haloarcula hispanica at Different Temperatures", Frontiers in Microbiology, 8, 482 (2017). DOI
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兵庫県出身。2013年に静岡大学理学部を卒業後、同学大学院にて学位を取得。2018年から大阪大学大学院工学研究科に、翌年からは同学生物工学国際交流センターに特任研究員として着任。2020年には日本学術振興会の特別研究員となり、2022年から現職。
2000年代にヒトゲノムが解読されてから、生物に関する研究の在り方は大きく変わった。いわゆるバイオインフォマティクスと呼ばれる領域で、ゲノムをはじめ、あらゆる生体情報を数値化し、解析を行う方法論は微生物研究の世界にも大きな変革をもたらした。このような新しい方法論を用いて、微生物たちが好んで適応する温度域を調べ、遺伝子情報と合わせてデータベース化したいと考えている。そのデータベースをもとに、微生物探索を行ったり、有益な微生物を新たに作り出すツールを開発したりできれば、微生物資源の拡充につながる。また温暖化による環境変化が進む中、安定的な微生物資源の活用にも貢献できる。