「総合科学概論」の目的
総合科学部には3つの教育領域とそこに含まれる合計12の授業科目群がありますが,それぞれの内容と,相互の関係に焦点を合わせた授業です。共通するテーマを様々な分野の視点から扱った講義や,実習を含むPBL(問題発見解決型学習),グループ発表などを通して,総合科学の視点を深めるとともに,プレゼンテーションの力もつけていきます。
授業の目標・概要等
現代社会の抱える諸問題を分析・解決するうえで、総合的なアプローチが重要であることを、具体的な事例およびグループワークを通して学び、2年次以降の専門教育において、自ら問題を設定し解決する素地を育成することを目的としています。授業の概要は、以下のとおりです。
- 総合科学部における教育体系を理解する。
- 総合科学部で行われている「総合科学」の具体例を知る。
- 総合科学的アプローチを実践する。
- 個々の「総合科学」の目標を明確化する。
最優秀論文賞・優秀論文賞受賞論文
令和7年4月4日に行われた新入生オリエンテーションにおいて,令和6年度総合科学概論における最優秀論文賞及び優秀論文賞の授賞式を行いました。
最優秀論文賞および優秀論文賞を受賞した論文は以下のとおりです。
最優秀論文賞:三阪 寧々「人は月に住めるのか ~人類が地球外に移住する可能性~」
優秀論文賞 :岸上 栞菜「ナイカイムチョウウズムシの生息場所における砂粒径選好性の解明」
川原 直生「マルチモーダルな音声知覚 ー振動刺激の提示が音声識別に与える影響」
総合科学部後援会のご支援を受け,受賞者には副賞として,図書カード(最優秀論文賞:5,000円分,優秀論文賞:3,000円分)が授与されました。
左から坂田副学部長,田中副学部長,岸上さん,三阪さん,川原さん,山田学部長