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【成果報告】「J. ロックランに学ぶ教師教育とセルフスタディ」の読書会を開催しました

集合写真

広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、2019年5月30日に教育の専門家ユニットの教育学研究者クラスタと教師教育者クラスタの活動に関連させて、第22回定例セミナー 「新しい教師教育実践研究を語り合おう-『J. ロックランに学ぶ教師教育とセルフスタディ:教師を教育する人のために』読書会-」 を開催しました。
なお、この読書会は本著の分担翻訳を行った本学の4名の先生及び院生の方によって企画されました。

趣旨と読書会の進め方について川口 広美准教授より説明があった後に、読書会を開始しました。まずは、全員で「序:本書を読み進める前に」を読み込み、グループ内で成果を発表しあい、教師教育において実践知がいかに重要であるかという問題意識を共有しました。その後、第1章「教えることを教えるとは」と第4章「教師教育者になる」について、担当する節をペア毎に分け要旨をまとめました。そして、各章毎にペア毎に成果を発表し、章全体の趣旨を共有した上でディスカッションをしながらロックランの主張を読み解きました。具体的には、「教えること」と「教えることを教えること」の違い、教師教育者の専門性はいかにして成長するか、効果的なセルフスタディのあり方などについて活発に意見を交わしました。

最後のまとめとして、草原 和博教授はこの読書会を皮切りに、広島大学がセルフスタディ研究・実践の拠点となることを期待しているとの想いを述べられ、白熱した議論がいつまでも続きそうだった本読書会は終了しました。

川口 広美准教授による説明

本を読み込む参加者

  要旨をまとめる様子

発表の様子

活動の詳細は、こちらをご覧ください。

【問い合わせ先】

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室

E-Mail:evri-info(AT)hiroshima-u.ac.jp
​※(AT)は@に置き換えてください


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