さて、今日は宇都宮の街に繰り出していこうか…
 
舞台は一つの会場ではなく複数の居酒屋を会場とする街コン。
この場合の押さえておくべきポイントはたった3つだ。

これは街コンに限った話ではないが、街コンを充実させるために最も重要なことだ。なぜなら「同性の二人一組」で終始行動することがルールであるから。同じ席に着く異性は時間内で変えられることはあるが、同性は終始一緒。初対面の異性に安心感を与えながら楽しく過ごす環境を一緒に作れる相棒が好ましいな。これを甘んじる者は、合コンの数合わせで親しくもない友人を誘い、失敗した経験があるだろう。もし同じ失敗を繰り返したくなければ、改めて考えてみることだな。

一番乗りしておくと、その次に来たグループに話しかけられやすい、もしくは話しかけやすい雰囲気が街コンにはあるんだ。あんたのようなタイプは大勢集まっているところに細々と声をかけるのは勇気がいることだと思う。しかしだ。自分が一番乗りした立場であればどうだろう。次に来たグループに声をかけるのはごく自然なことだし、相手が警戒する確率も低いと考えられる。そして何よりあんたは、スタートダッシュを成功させたことに自信を得ることだろう。よかったな。

街コンで彼氏・彼女をゲットしようと意気込んで来ているかもしれないが…バカ野郎！！！それは大きな間違いだ。目的と目標の違いはわかるか？端的にいうと、目標は目的に到達するためのステップなんだよ。
例えば、ここに10個のリンゴがある。これを全て食べることがミッションだとしよう。あんたはこのリンゴを一気に10個食べるというのか？10個同時になんて口に入らないし、2個同時に入れようとしても身体が悲鳴をあげるだけだろう。1個ずつ食べて初めて10個目を迎えるはずだ。もちろん、仕事でもそうだ。１つ１つのステップを越えた先に、目指していたものがあるはずだ。
街コンで、グループで同席するというルールの下、楽しめない人に好印象を抱く異性がいるだろうか？その場で自分が輝けばいいんだ。そうすれば異性の気をひくことができる。それで十分だ。分かったか？
だがもちろん、目的を達成するためには次の約束を忘れないようにな…

以上、こんなところだ。
実は俺、宮コンは4回ほど非公式に参加しているんだ。
イベントが終わる頃、オリオン通りに溢れる二人組に声をかければいい。
宮コン帰りと勘違いしてくれるから、実にスムーズに二次会へお誘いできるんだ。
我々はよくこの手で遊んだもんだ…。