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本学大学院修了生(フェニックス奨学生)から届いた学長宛てメールを紹介します

本学の大学院修了生(フェニックス奨学生)から学長にメールが届きました。ご本人の了解をいただきましたので、以下に内容をご紹介します。

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越智学長、お世話になっております。
広島大学法務研究科修了生の〇〇です。

フェニックス奨学生として、ご支援いただいたことにお礼を申し上げたく、ご連絡させていただきました。

私は、平成25年4月に広島大学法学部入学後、平成31年3月に法務研究科を修了するまで、6年にもわたり、フェニックス奨学生としてご支援をいただきました。そして、今年5月に実施された令和元年司法試験に、無事合格することができました。

私は経済的事情で、大学に進学するかどうか悩んでいました。現在では、給付型奨学金がしばしば話題となりますが、当時は給付型奨学金はほとんどなく、あっても少額だったように記憶しています。そのため、フェニックス奨学制度を知ったときは大変驚きました。フェニックス奨学生として採用する旨のお電話をいただいたときのことは、忘れられません。

私は、もともと福祉や教育行政に関心があり、卒業後は、公務員になろうと考えていました。しかし、法律学が大変興味深かったこと、異動が多い公務員よりも、専門職の方が自分がやりたいことができるという周囲の勧めから、弁護士を目指すことを真剣に考えるようになりました。しかし、フェニックス奨学制度がなければ、法科大学院への進学を、そもそも選択肢にもつことはなかったと思います。
そして、幸いなことに、1回目の受験で合格することができたのも、ご支援により、経済的な不安を抱えることなく、勉強に打ち込める環境をいただけたからこそです。
6年間、本当に充実した学生生活をおくることができました。

長期間にわたり、ご支援いただいたこと、改めて、心より感謝申し上げます。

フェニックス奨学制度のおかげで、切り拓くことのできた進路です。よい実務家になれるよう、より一層精進してまいります。

現在では、給付型奨学金が広まりつつありますが、私は、フェニックス奨学制度ほど、充実した制度を知りません。今後は、フェニックス奨学制度を支える側になれるよう広島大学基金への寄付等をさせていただこうと思っております。少しでも、広島大学の力になれるよう努めてまいります。

誠にありがとうございました。

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【お問い合わせ先】

広島大学広報グループ

E-mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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