広島医療社会科学研究センター

センターの概要

現代の複雑な医療問題に対し、法学・政治学・社会学等の社会科学的分析視角から研究活動を行う拠点を形成
大学院「医療アナリストプログラム」を提供し、医療問題のエキスパートを養成(2017年度から)

センターの目的

超高齢社会を迎え、高度化し複雑化する医療問題に対し、法学、政治学、社会学等の社会科学的な分析視角から研究活動を行う拠点を形成することで、この分野における国内外の研究者の研究能力を高め、リサーチ・ユニバーシティの一翼を担います。広島大学大学院医歯薬保健学研究科との緊密な連携も図りつつ、医療事故問題への具体的解決方法等の研究を行います。地域に対しては定期的に公開講座を開設し、市民の医療問題に対する理解を増進していきます。センターは、広島大学大学院社会科学研究科法政システム専攻を中心に、医療者・医療機関等に助言・進言し、また公的機関に政策提言等を行える医療問題のエキスパートを養成することで、広島地域における医学、薬学、看護学の発展に寄与します。

社会科学との連携が必要な医療問題の深刻化への対応

慢性疾患の予防と生活習慣の改善
社会階層と医療格差の是正
認知症高齢者の増加と家族への社会的支援
医療事故と法制度のあり方
医療情報の利活用の円滑化
医療に関するプライバシーの保護

センターの過去の活動


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