量子物質科学専攻の教員

【連絡先】メールアドレス:+@hiroshima-u.ac.jp(@sci.の場合は+hiroshima-u.ac.jp 電話:(082)424-○○○○

 

量子物質科学講座

以下の8研究グループは理学部物理科学科の学部教育も担当します

固体電子論研究グループ

嶋原 浩 教授

 強相関電子系・準低次元系における,異方的超伝導の発現機構と,磁性と超伝導の共存や競合関係の理論的研究。FFLO状態など強磁場中の超伝導状態や上部臨界磁場の理論的研究。低次元系ならびに準低次元系における磁性の研究。

連絡先: hiro / 306W  居室: 7011

田中 新 准教授

遷移金属および希土類化合物における3d,4f電子状態と高エネルギー分光の理論的研究。

連絡先:atanaka / 7012 居室:307W

計算物理学研究グループ

樋口 克彦 准教授

局所密度近似を超えた新しいエネルギーバンド理論の開発,および固体への応用。

連絡先: khiguchi / 7016 居室:302W

電子相関物理学研究グループ

松村 武 教授

強相関電子系における電子の電荷,スピン,軌道,さらに高次の多極子が創り出す秩序構造とそのゆらぎを,中性子散乱や共鳴X線散乱を駆使して観測する。同時に,熱・輸送特性の測定も行い,ミクロからマクロスケールでの物性理解を目指す。

連絡先:tmatsu /7021 居室:106N

比嘉 野乃花 助教

多重極限下における強相関電子系に対して中性子散乱や共鳴X線散乱,核磁気共鳴法を用いた研究を行う。ミクロなスケールでの電子物性を明らかにする。

連絡先: nhiga /  7020    居室:105N

磁性物理学研究グループ

鬼丸 孝博 教授
鬼丸 孝博 教授

 希土類化合物の磁気的性質やカゴ状構造をもつ化合物の熱電物性について実験的研究を行っている。主に,極低温物性測定や中性子散乱といった手法を用いて,新規現象の発現機構の解明を進めている。

連絡先:onimaru / 7027 居室:207W

志村 恭通 助教
志村 恭通 助教

極低温や磁場中で現れる新しい相転移や異常金属状態の探索。そのために希土類化合物の単結晶育成および,主に1 K以下での磁気・熱測定を行っている。

連絡先:  simu  / 7029   居室:208W

低温物理学研究グループ

鈴木 孝至 教授

局在電子系と遍歴電子系の狭間にあって強い電子相関のため高温超伝導,重い電子状態や多極子秩序等を示す興味ある凝縮系および新規マルチフェロイックス系を,超低温・強磁場・超高圧などで制御して,その本質を解明するとともに新物理を探索している。

連絡先:tsuzuki / 7040   居室:106W

八木 隆多 准教授

 物質をナノメータからサブミクロン程度の大きさにすると,量子コヒーレンス,単一電子トンネル効果,非平衡伝導などの様々な現象が現れるようになる。このようなナノスケールの人工構造の作成と,そこに発現する量子伝導に関する実験研究および教育を行っている。

連絡先: yagi / 7041 居室:104W

石井 勲 准教授

超音波分光法を用いた強相関電子系の実験的研究。多重極限下での磁性,多極子,巨大振幅原子振動などが絡み合った新奇物理現象の探索,及びその起源解明を目指す。

連絡先: ish / 7042 居室:105W

高エネルギー物理学研究グループ

高橋 徹 准教授

高エネルギー物理学とその応用,特に以下の教育研究を中心とする。
  高エネルギー電子陽電子衝突によるテラスケールの物理
  レーザー・コンプトン散乱による高輝度光子 生成
  高強度場における電磁相互作用

連絡先:tohru-takahashi / 7036 居室:205N 

飯沼 昌隆 助教

 量子光学の実験的研究とその応用;量子光学的手法や技術を生かした量子情報科学,基礎物理学,バイオ技術への応用。

連絡先:iinuma / 7037   居室:204N

ビーム物理研究グループ

岡本 宏己 教授

荷電粒子ビームおよび非中性プラズマの基礎物性研究。とくに,荷電粒子多体系における集団現象,加速器,ビーム冷却,クーロン結晶,プラズマトラップなどに関する理論的・実験的研究を行っている。

連絡先:okamoto@sci. / 7032 居室:407W

檜垣 浩之 准教授

 電場や磁場を用いた荷電粒子閉じ込めに関連する物理の実験研究。低エネルギー粒子ビーム系の生成とそれらを用いた原子物理,プラズマ物理,およびビーム物理の研究。

連絡先:hhigaki / 7030 居室:408W

伊藤 清一 助教

 荷電粒子系における集団運動の実験的研究。非中性プラズマのビーム物理研究への応用。ナノ・イオンビームの生成。

連絡先: kzito /7031 居室:404W

栗木 雅夫 教授

ビーム力学の理論的および実験的研究。高エネルギー加速器,放射光源およびX線源用加速器の開発研究。高輝度(偏極)電子発生および(偏極)陽電子発生の研究,また中核技術としての光電陰極およびレーザーの理論的および実験的研究。

連絡先:mkuriki /7035 居室:206N

以下の3グループの教員は工学部二類電子システム課程の教育も担当します

量子多体物性研究グループ

高根 美武 教授

メゾスコピック系および低次元電子系における量子輸送現象の理論的研究。

連絡先:takane /7653  居室:306N

西田 宗弘 准教授

金属ナノ構造中の表面プラズモンが生み出す共鳴的な光学応答に関する理論的研究,及び,高速電磁界シミュレータの開発。

連絡先:mnishida / 7654  居室:307N

量子光学物性研究グループ

角屋 豊 教授

超短パルスレーザーを用いたテラヘルツ電磁波の発生・検出デバイスの開発,および人工構造材料(メタマテリアル)による光波制御デバイスの開発。

連絡先: kd / 7651 居室:404A 

ホフマン ホルガ 教授

量子光学と量子情報; 高度に非古典的な状態を用いた量子計算と量子情報の理論的な研究。

連絡先:hofmann / 7652  居室:403A

富永 依里子 講師

半導体薄膜および半導体量子構造の結晶成長と光物性の解明,それらを基にした新規光学デバイスの実現とその応用。

連絡先:ytominag / 7649  居室:401A

量子機能材料科学研究グループ

鈴木 仁 准教授

有機分子や生体分子が互いの相互作用によって協同的・自発的に生成する秩序構造(自己組織化構造)の形成メカニズムの解明とその応用についての研究,走査型プローブ顕微鏡やナノ構造体などを用いた分子の新しい計測・操作技術や生体分子の応用技術の研究。

連絡先: hitoshi-suzuki / 7645    居室:306A

坂上 弘之 助教

自己組織的な機構を利用して分子やナノ粒子を二次元・三次元集積することで,新たな機能を持った表面および薄膜を形成する実験研究を行っている。

連絡先: hsakaue / 7683    居室:301A

量子物性講座

この講座の教員は自然科学研究支援開発センター(先進機能物質部門、低温・機器分析部門)に所属します

自然科学研究支援開発センター(先進機能物質部門)

小島 由継 教授

メカノケミカル法(機械的ボールミリング法)により創製した軽元素を含むナノ複合化物質とナノ構造化炭素のキャラクタリゼーションと水素貯蔵機構解明に関する基盤的研究,及びそれらナノ複合化物質とナノ構造化炭素の水素貯蔵材料や電力貯蔵材料(大容量電池やキャパシタ)への応用研究。

連絡先: kojimay / 3904    居室:自然科学研究支援開発センター H202

宮岡 裕樹 准教授
宮岡 裕樹 准教授

軽元素で構成される物質の基礎物性及び反応特性に関する実験的研究。主たる研究テーマは,水素製造,水素貯蔵,物質変換技術の開発と制御。厳密に管理された特殊環境下における試料合成,種々の熱分析,構造評価,分光分析を用いた多角的な物性評価と反応メカニズムの調査をとおして,機能物質の創製や新機能の開拓を行う。

連絡先: miyaoka@h2. /4604  居室:先端研 102S

自然科学研究支援開発センター (低温・機器分析部門)

梅尾 和則 准教授

高圧力下の熱・輸送・磁気測定による希土類元素やカゴ状構造を含む多元化合物の実験的研究。主な研究テーマは重い電子系の圧力誘起量子臨界現象,加圧による幾何学的フラストレーション緩和に伴う異常磁性,カゴ状物質の孤立振動モードの圧力効果,超高圧下における物性測定法の開発。

連絡先: kumeo@sci. /  6276    居室:自然科学研究支援開発センター H203


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