広島大学男女共同参画推進室(担当:田中)
TEL/FAX:082-424-4355
E-mail:syokuin-sen@office.hiroshima-u.ac.jp ( @は半角に置き換えてください。 )
広島大学男女共同参画推進室では、広島大学ダイバーシティ研究センターと共催で男女共同参画セミナー「『普通の性』をとらえなおすー身体、ジェンダー、好きの多様性ー」を開催します。
講師はジェンダー&セクシュアリティ ライターの佐倉 智美 氏。
佐倉氏は、トランスジェンダーとしての視点を生かしたセクシュアリティ研究を行い、執筆や講演を通じて、広く知見を共有しておられます。
ハイブリッド開催とし、対面及びオンライン(ZoomによるLIVE配信)で参加いただけます。
本セミナーは総合科学部専門教育科目「学問とジェンダー」の一環ですが、この日のみ公開します。聴講をご希望の方はwebにて事前にお申し込みください。申込受付は先着順と致します。
また、本セミナーは広島大学新任教員研修プログラムに該当します。
日時
- 2022年11月8日(火) 10:30 ~ 12:00(受付10:15~)
会場
- 広島大学 東広島キャンパス 総合科学部 K209講義室
タイトル
- 「普通の性」をとらえなおす―身体、ジェンダー、好きの多様性ー
講師
- 佐倉 智美 氏
ジェンダー&セクシュアリティ ライター。
幼いころから自分の「男」という性別に違和感を覚える。高校の社会科講師、塾講師などを勤めつつ、社会における性別役割分業・性差別、そして性別そのものへの疑問をつのらせる。 1997年、自分らしく生きられることを求めて、社会的・文化的性別を「女」へと転換。webサイトを開設、執筆・講演活動などを通じ、積極的に情報を発信している。 著書に『性別解体新書』(現代書館 2021)、『性同一性障害の社会学』(現代書館 2006)など多数。
概要
「LGBT」という語は普及し、「男か女か」に収まらない多様な性のありようについての認識も進んできた。「身体の性別」「心の性別」「性的指向」といった概念が、そうした状況をもたらすのに寄与してきた効果は否定できない。しかし多様な性とは本当にこれらの軸で切り分けることが可能なのだろうか。
本講座では、この疑義をベースに性別の本質を解体し直すことを試みる。以て、身体に制約されない自己像の追究や、多面的で複層的な「好き」の多様性を展望し、「普通」に囚われない、すべての人のありのままが尊重される世界をめざすうえでの勘所を整理してみたい。
(講師 佐倉 智美)
対象
- 広島大学の学部生・大学院生・教職員、一般の方
参加費
- 無料
定員
- 対面:30人程度
- オンライン:300人程度
申し込み方法
- 事前にWebにて申し込みをお願いします。
(申し込みページに切り替わります。)
Web申し込み
申し込み締め切り
- 2022年11月6日(日)
※申込受付は先着順とし、定員になり次第締め切ります。
開催について
本セミナーは、十分な換気、手指消毒の徹底、飲食を行わない(個人の水分補給は可)など新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底の上、開催します。 ただし、新型コロナウイルス感染症の感染状況によってはオンラインのみでの実施とする場合がありますので、ご了承くださいますようお願い致します。