その日を夢見て

冨永 淳 助教

基本情報

  • 所属又は配属:大学院統合生命科学研究科 
  • 職名:助教
  • 取得した休業:出生時育児休業(第3子)
  • 取得時期:2024年6月~2024年7月
  • 取得期間:27日間

育休を取得しようと思った理由やきっかけ

 第1子が生まれたとき、コロナ禍で家にいる時間が多く、妻の里帰りにも同行したので、育休をとっているみたいでした。その時に、育児の大変さを思い知りました。「えっ、これ世の中の親みんなやってきたの?」という新鮮な驚き。こんなに過酷だということを誰も教えてくれなかったし、社会でこんなにも当たり前であることは未だに信じられません。育休は1年くらいとりたいところですが、それには教育と研究の両方でそれなりの準備が必要だと思います。私は計画を立てて進められない質なので、1か月くらいがとりやすかったんだと思います。あと、テニュアトラック期間中だったので。
 

周囲(家族、職場)の反応

 2番目が生まれた時も確か有給休暇とかで休みをいただいていたので、特に反応はなかったです。1年ぐらい取ってたら違ったでしょうね。職場でも宣言とかしてないので、特に反応はなかったです。

育休取得までの準備(家庭や職場で)

 特にありませんが、せっかくなんで子どもたち(4才と2才)と楽しもうと思ってました。

育休中の過ごし方

 家事、育児、時間があれば業務復帰に向けた準備。

育休中に大変だったこと、困ったこと、失敗談など

 子どもとの時間は幸せですが、ストレスも溜まりました。時にはそのストレスを家族にぶつけてしまったのは良くないですね。

育休を取得して良かったこと

 母ちゃんの偉大さが分かりました。私にはかないません。家事、育児は仕事の1.2~1.5倍くらい過酷だと分かりました。あと、仕事より家族の時間を選択したという事実が残りました。

 

育休を取得して変化したこと

 家事や育児は誰かが褒めてくれるものではありません。誰かに評価されるためにやるものでもありません。だからこそ、当たり前に頑張っていることをパートナー同士がお互いに認め合うということが大切だと思うようになりました。

これから育休取得を考えている男性教職員へのメッセージ

 私は取って良かったです。取らなきゃ分からなかったり感じられなかったことがありました。私は子どもたちが大人になったら一緒に美味しいお酒を飲むのを夢見ています。もしかしたら、この時の思い出話が酒のあてになるかもしれませんよねっ!

 

(2025年10月掲載)
*所属(配属)・職名等は掲載時点のものです。
*取得期間は休日を含めています。


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