木村 俊文 主任
基本情報
- 所属又は配属:霞地区運営支援部 会計グループ
- 職名:主任
- 取得した休業:育児休業(第1子、第2子(双子))
- 取得時の所属:総合戦略室 総合戦略グループ
- 取得時期:2024年4月~2025年3月
- 取得期間:340日間
育休を取得しようと思った理由やきっかけ
元々、育児に積極的に取り組みたいと思っていましたが、子どもが双子だったこと、かつ夫婦ともに両親が遠方に住んでいたこともあり、1年間育休を取得させてもらおうと思いました。妻も同時期に育休を取得しました。
周囲(家族、職場)の反応
まず、家族(妻)は私に育休を少しでも取ってほしいと思っていたので、1年間育休を取得することに対しては賛成でした。また、職場についても、育休を取得することに対しとても快く受け入れていただけたと思います。どれだけの期間を取得するか迷っていた際に、上司にも相談しましたが、「自分の思うようにやったらいいよ」と温かい言葉もかけてもらえました。その言葉が約1年間という長期の育休を取得する後押しをしていただけたと思い、今でも感謝しています。
育休取得までの準備(家庭や職場で)
家庭においては正直あまり準備はできていませんでした。仕事が忙しかったこともありますが、双子妊娠ということもあり、妻も早い段階で入院し、面会も出来なかったので、コミュニケーションもなかなか取れず、準備が順調に進まなかったように思います。職場においては、育休を取得すると決まってからは、できるだけ自分だけしか知らないという状況を作らないように努めました。また、育休に入った直後はかなりバタバタすると思ったので、先に育休を取られていた先輩に、人事関係の提出書類について、何が必要か等事前に色々と教えてもらっていました。
育休中の過ごし方
育休中は、子ども達とほとんど同じ生活リズムで過ごしていました。最初の約3か月ほどは夜ほとんど眠ることが出来ず、大変な思いをしましたが、少しずつリズムも固まっていきました。しばらく経つと夜7時ごろに就寝し、早朝に子ども達が起きるのと同時に起きるというような生活リズムになっていきました。ただ、1年間で夜通し寝れたことはほぼなく、夜泣き等で何度か起きる必要があったため、やはり育休中というのは大変助かりました。日中は、地域の子育て支援センター等に頻繁に足を運んだり、みんなでお散歩に行ったりしていました。また、子ども達と過ごすだけでなく、妻と分担で家事も行っていました。
育休中に大変だったこと、困ったこと、失敗談など
育児自体が初めてのことだったので大変なことばかりでしたが、身体的なしんどさは大きかったと思います。腰痛や寝不足でも子ども達のお世話に休みはないので大変でした。双子ということで仕方なかった部分もありますが、うまく休みながらできるような工夫も必要だったと思います。
育休を取得して良かったこと
やはり、子ども達の成長を間近で見ることが出来たことだと思います。育休に入る前色々な方に「子どもの成長はあっという間だよ」と言われましたが、本当にそうだと実感しました。0歳の成長スピードはすさまじく、今まで出来なかったことが出来るようになっていく過程を見届けることが出来たことは、自分の中での財産になっています。
育休を取得して変化したこと
育休を取得して、いろいろと変化があったと思います。まず、子ども達もまだまだ小さいので、出来るだけ早く帰ろうと意識しています。そのため、仕事の段取りや優先順位をより意識して取り組むようになったと思います。また、気持ちの面では、育休取得時だけでなく、今も周囲の様々な助けを受けていると思うので、逆の立場になった際には、次は自分がお返しできるようになりたいと思っています。
これから育休取得を考えている男性教職員へのメッセージ
あくまで私個人の感想ではありますが、育休を取得して本当に良かったと思っています。ですので、育休取得を迷っている方がいらっしゃれば、期間の長短にかかわらず取得することをお勧めします。もちろん、周りの理解を得ることが大事だと思いますので、まずは上司に相談してみてください。また、男性が育休を取得する場合、育児だけでなく家事も頑張ることが円滑な育休生活を送る上での重要なポイントになると思います。
(2025年10月掲載)
*所属・職名等は掲載時点のものです。
*取得期間は休日を含めています。

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