特別な何かではなく、日々の積み重ねで・・・

 小畑 由美子 室長

基本情報

  • 所属及び職名:東広島地区運営支援部共通事務室 室長(2018年9月掲載時点)

現在、どのような仕事をしていますか。

 東広島地区に所在している研究科の会計関係業務及び全学の調達、資産管理関係業務を担当しています。
 なお、共通事務室は、職員数も多く、様々な職種の職員が在籍している職場です。

スキルアップはどのように図ってこられたのでしょうか。

 私自身は、正直なところ、特別にスキルアップを意識したことはありません。周囲の方たちや環境に恵まれた結果が現在につながっていると考えています。ただ、自分は負けず嫌いな性格でもあり、人には絶対に負けたくないという気持ちは持っていました。そのあたりも現在につながっているのかもしれません。自分としては、特別な何かをしてきたかと言われると、日々、まじめに仕事をしてきたくらいです。

管理職になってから仕事に対する受け止め方や心境はどのように変化しましたか。

 管理職になる前は、仕事をする上で自分が管理すべき業務や人材の範囲も狭かったのですが、管理職となった現在は、業務の範囲や人数も多くなり、当然ではありますが責任も大きくなりました。実務を行うことは少なくなりましたが、責任ある立場上、ある程度の業務知識が必要であり、迅速にどう判断するかが重要だと感じています。

ワーク・ライフ・バランスについて、仕事以外のプライベートはどのように過ごしていますか。

 息子が、現在、高校生で陸上部の長距離部門に所属しているので、大会や記録会があるときは、家族で積極的に応援に行っています。春から夏はトラック競技で競技場、秋以降は駅伝でロード等、楽しませてもらっています。それ以外のときは、一応、一家の主婦として、平日にこなせない家事をしております。息子が高校生で、給食がなくなり、お弁当が必要になったことから、若干、料理のレパートリーが増えたかなと自負しております。また、家族の時間帯が合えば、近隣のお店で外食するのが楽しみの一つになっています。

今の職務において大切にしていることがあれば教えてください。

 業務の進行は当然のことながら、人数が多い部署でもあり、その人その人に合わせた対応をするように心掛けています。業務においては、これまでの自分の経験からも、担当者一人しか対応できない業務をなくし、複数名で対応可能な体制作りを心掛けています。
  そうすることで、周囲とのつながりも増え、休暇も取得しやすい環境となるのではないかと考えているからです。
  また、共通事務室は人数が多いので、時間が取れるときは、コミュニケーションを図るように心掛けています。(相手は迷惑かもしれませんが・・・)

次に続く女性たちへメッセージをお願いします。

 現在では、人事制度も充実し、個人それぞれの価値観も重要視される時代です。大学においてもダイバーシティを重視しています。本来であれば、「女性だから」という環境は、なくなるべきだとは考えていますが、「女性だから」という観点ではなく、結果として、「女性だった」ということになればよいのかと考えています。そのためには、自分もまだまだ、努力が足りないかもしれませんが、次に続く方たちのよい見本となれるよう努力したいと考えています。
 

採用後の経歴

  1986年度採用。工学部、教育学部、文学部、附属学校部、総合科学研究科、財務・総務室経理グループなどを経て、現職。
  (2018年9月掲載時点)


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