徳島 里美 グループリーダー
基本情報
- 所属及び職名:霞地区運営支援部学生支援グループ グループリーダー(2025年9月掲載時点)
現在、どのような仕事をしていますか。
霞キャンパス(医学部、歯学部、薬学部及び大学院医系科学研究科)における学生支援業務、また、霞国際室として留学生支援や海外協定等に係る業務も所掌しています。
スキルアップはどのように図ってこられたのでしょうか。
これまで、ほぼ学生系部署に配置されて現在に至りますが、意図的に特別な技能取得に取り組むということは無く、日々の業務の中で色々なことに気付かされながら仕事をしてきたように思います。
その中でも特に重要視したことは「伝え方」です。他部署との相談・交渉、教員へのお願い、学生や受験生への通知等、様々なシーンがある中で「誰に」「何を」伝えたいかによって言葉の選び方や論点も異なってくること、正論ばかりが必ずしも解決に繋がらないこともあること、言い方を間違えると人を傷付け解決するどころか混乱を招くこともある・・・等々、たくさんの失敗と反省を繰り返しながら得た苦い経験が自分にとって貴重なものとなっています。
管理職になってから仕事に対する受け止め方や心境はどのように変化しましたか。
自分だけでなく、周りのスタッフにミスをさせないためにはどうすれば良いかを考えるようになりました。特に学生系部署においては、対応を間違えることで学生や受験生の人生を左右してしまうことにもなり、責任の重い仕事が多岐に渡って存在します。自分自身も管理職として判断を求められた際、自分の視点が不足している分野があると分かった時は、躊躇せず見識のある方(部下も含めて)に意見を聞いてから答えを出すよう心掛けています。
ワーク・ライフ・バランスについて、仕事以外のプライベートはどのように過ごしていますか。
過去にはバンド活動、フラメンコ、スノーボード等、色々手を出していた時期もありましたが、ここ最近は体力の低下もあり、趣味に関してはアクティブに動けていません。休みの日はリビングのソファーから1ミリも動かず溜まった録画を見てダラダラ過ごし、あまりにも生産性の無い休日を送った自分にガッカリしそうになりますが、「今日はこれでOK!最高な一日だった!」と自己肯定するようにしています。
後は、友人と食事(飲み会)したり、家族で日帰り温泉に行くのも楽しみの一つです。日常的には夫の方が私より帰宅時間が早いため、家事をかなり担ってもらい助けられています。
今の職務において大切にしていることがあれば教えてください。
今の職務に限らずですが、「グループや室のスタッフが心身ともに安定した状態で、毎日職場に来られること」が何よりも大事だと考えています。同時に、それがいかに難しいことであるかも日々痛感しています。
私も含めそれぞれ個々の生活や価値観があり、悩みや迷いも多種多様かと思いますが、相談を受けた際は想像力を持って話を聴ける人になれるよう、これからも精進が必要です。
次に続く女性たちへメッセージをお願いします。
仕事や人への関わり方を違う視点で経験できるチャンスと捉えてみるのも良いかと思います。「立場が人を変える」という言葉がありますが、置かれた状況の中で自分の中に潜む新たな自分を発見するのも面白いです。
「自分には向いていない」と決めつけずに、自分の良さを認めて背中を押してくださった上司の思いを信じて、チャレンジして欲しいです。
採用後の経歴
1995年度 岡山大学採用。1999年度から広島大学。医学部、医歯薬学総合研究科、教育室、学生総合支援センター、総合科学研究科、教育・国際室などを経て2020年度から現職。

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