2010年12月 前田照夫教授がガジャマダ大学を訪問

2010年12月、前田照夫教授がインドネシアのガジャマダ大学を訪問しました。
以下、前田教授の報告です。

 

今回の訪問の主たる目的は、12月1日~4日の間、ガジャマダ大学で開催された国際シンポジウム(Title: Food Safety and Food Security)に参加し、講演(Title: Food Safety and Food Security in East Asia)を行なうことでした。
 
このシンポジウムは、2010年1月27日に生物圏科学研究科で開催した第2回目の国際シンポジウム“Environment of Food Security and Food Safety in East Asia: Toward Further Development of International Collaborative Education and Research”において招聘講演を依頼したガジャマダ大学のProf. Sitiが、国際交流協定校の継続的な交流を目的に、ガジャマダ大学での開催を企画したものです。

このシンポジウムには、インドネシア農務省の要人をはじめ、タイ、中国、マレーシア、オーストラリアからの研究者が招聘されており、1日、2日の両日は、オーラルとポスタープレゼンテーションが企画され、充実した内容のシンポジウムでした。

3日目のフィールドトリップでは、インドネシアの食品会社を見学しました。

インドネシアの小さな村の食品会社で日本の酒粕を用い、現地で生産された白瓜で日本輸出用の“奈良漬”が生産されている現場(写真下)を視察しましたが、改めてアジアにおける食品流通のグローバル化と食品の安全の重要性を実感させられました。

12月4日、前田は、バリデンバサールのMinistry of National Education Udayana Universityを訪問する機会があり、副学長のProf. Wirawanとの面会を行ない、今後の交流を協議しました。

左:噴火が沈静したマラウィー山(火山の噴火でシンポジウムの開催が危ぶまれた。飛行機より撮影) 右:シンポ開催会場

左:噴火が沈静したマラウィー山(火山の噴火でシンポジウムの開催が危ぶまれた。飛行機より撮影)
右:シンポ開催会場

日本輸出用の“奈良漬”を製造している食品会社

日本輸出用の“奈良漬”を製造している食品会社

Ministry of National Education Udayana University 訪問

Ministry of National Education Udayana University 訪問


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