2016年3月10日～11日に、インドネシアの古都ジョルジャカルタ市（伝統的なジャワ美術の中心地）のガジャ・マダ大学（Universitas Gadjah Mada）の農業工学部（Faculty of Agricultural Technology）、食品・農産工学科（Department of Food and Agricultural Product Technology）を、生物圏科学研究科の加藤範久教授が訪問しました。

今回の訪問の目的は、本研究科との国際交流促進とともに、テンペの国際共同研究の打ち合わせです。今回の訪問では、生物圏科学研究科大学院生のSofya Suidasari氏も通訳として同行しました。

10日に同学部長のLilik Soetiarso教授らを表敬訪問し（写真1）、今後の交流促進について意見交換を行いました。さらに、加藤教授が講演を行い活発な討論を行いました（写真2）。特に、先方の学生、院生らは非常に積極的に質問をし、レベルの高さを感じました。その後、同市内のテンペ工場を視察しました。11日には、Mary Astuti教授（テンペ研究の第一人者）、Djagal Wiseno Marseno 教授（本研究科の水族生化学研究室で学位取得）、Retno Indrati教授（本研究科の食品衛生学研究室で学位取得）らも加わり、テンペの国際共同研究の打ち合わせを行いました（写真3）。

写真３） テンペの共同研究打合後の記念撮影
前列左がMary Astuti教授、後列の一番左がZaki Utama講師（本研究科出身、分子栄養学研究室）、後列一番右がDjagal Wiseno Marseno教授