今任 景一

  • Keiichi Imato, Ryota Yamanaka, Hidekazu Nakajima, Naoya Takeda, "Fluorescent supramolecular mechanophores based on charge-transfer interactions", Chemical Communications, 56, 7937-7940 (2020). DOI
     
  • Jumpei Kida, Keiichi Imato, Raita Goseki, Daisuke Aoki, Masakazu Morimoto, Hideyuki Otsuka, "The photoregulation of a mechanochemical polymer scission", Nature Communications, 9, 3504 (2018). DOI
     
  • Keiichi Imato, Atsushi Irie, Takahiro Kosuge, Tomoyuki Ohishi, Masamichi Nishihara, Atsushi Takahara, Hideyuki Otsuka, "Mechanophores with a Reversible Radical System and Freezing-Induced Mechanochemistry in Polymer Solutions and Gels", Angewandte Chemie International Edition, 54(21), 6168-6172 (2015). DOI
     
  • Keiichi Imato, Masamichi Nishihara, Takeshi Kanehara, Yoshifumi Amamoto, Atsushi Takahara, Hideyuki Otsuka, "Self-Healing of Chemical Gels Cross-Linked by Diarylbibenzofuranone-Based Trigger-Free Dynamic Covalent Bonds at Room Temperature", Angewandte Chemie International Edition, 51(5), 1138-1142 (2012). (Inner Cover) DOI

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福岡県出身。九州大学工学部を卒業後、2014 年に同学大学院にて学位を取得。その後、スイスのフリブール大学や東京工業大学大学院に研究員として所属。2016 年からは早稲田大学に籍を移し、助教として新たに再生医療分野の研究にも挑戦。2019 年からは広島大学学術院助教として、これまでの経験を生かした新たなテーマに挑戦している。

専門とするのは、刺激を受けてユニークな特性を発揮する「スマートマテリアル」と呼ばれる機能材料の研究である。これまで生み出してきた物には、材料自体が勝手にダメージを修復する材料や、細胞の挙動をコントロールする材料などさまざまな物がある。常に新しい分野を開拓し、ユニークな物づくりに挑んでいるが、現在はこれまで培ってきた実績を統合して、人工筋肉や光可逆的な接着剤をつくることを試みている。


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