教員紹介

カンデラリヤ ジョン リー パンプロナ

職名助教

研究分野遺産研究、記憶研究、フィリピン・東南アジア研究

研究のテーマ
私の研究は、遺産研究、記憶研究、メディア研究にまたがる学際的なアプローチを用い、フィリピンおよび東南アジアを対象に、社会が戦争の過去をどのように記憶し、またそれをめぐってどのように争うかを探究しています。国家や地域社会が国民的な語り(ナラティブ)を形成するために記念的実践をどのように展開するかを考察するとともに、デジタルメディアのプラットフォームが紛争の痕跡を流通させ、新たな受容者を獲得し、新しい政治的意味を帯びる場となっている点に特に関心を持っています。こうした研究は、戦争の記憶と遺産の政治をめぐる問いを、デジタル時代における平和構築とコミュニケーションというより広い課題へとつなげるものです。 

メッセージ
広島は、過去が現在をどのように形づくるかについて批判的に考えるうえで、素晴らしい場所です。ある歴史がなぜ記憶され、別の歴史がなぜ沈黙させられるのか、あるいはデジタルメディアが平和構築や歴史的清算のためのツールとしてどのような役割を果たしうるのかといった問いに関心がある方と、ぜひ一緒に研究したいと思います。
 


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