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【研究成果】総合科学研究科 斎藤 祐見子教授らのうつ病発症の新しいメカニズムに関する論文が、ニューズウィークのアメリカ版オンライン(6月12日)等で紹介されました

このたび、総合科学研究科 斎藤 祐見子教授らのうつ病発症の新しいメカニズムに関する論文が、ニューズウィークのアメリカ版オンライン(2018年6月12日)始め、複数のサイト(yahooイギリス版、yahooスペイン語版、ヘブライ語科学ニュース)で紹介されました。

○本研究の要点:
脳の海馬CA1という領域に存在する神経細胞が起点と考えられる、新しいタイプの抗うつ様モデルマウスを作製しました。本研究は、細胞が持つ特殊な環境センサー「一次繊毛」が情動行動にまで関わることを示す世界初の報告と考えています。

○斎藤教授のコメント:
現在、臨床における抗うつ薬は「モノアミン仮説」に基づいて開発されています。しかし、その有効率は70%程度と言われています。今回の基礎研究では、従来の「モノアミン仮説」とは異なる、予想外の神経科学的メカニズムを提唱しています。本研究を糸口として、今後さらに磨きをかけることにより、将来、創薬創製に貢献できる日が来ることを願っています。

 

紹介ページはこちら(Newsweekに移動します)

 

【お問い合わせ先】

広島大学大学院総合科学研究科行動科学講座
教授 斎藤 祐見子
助教 小林 勇喜

TEL: 082-424-6563
E-mail: yumist*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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