IGS学生が青少年ピースキャンドルの集いに参加しました

10月24日、核兵器禁止条約の批准が50の国・地域に達したことを受けて、条約の発効が確実になりました。これに伴って、広島の高校生と大学生が、平和記念公園の慰霊碑の前で今後も平和活動を続けていくことを英語と日本語で誓いました。キャンドルの集いには、ユースピースボランティアで活動しているIGSの学生4人が参加しました。

これは、スピーチをした若菜翔さん、中村悠人さんの発表内容です。

若菜翔さん
「被爆者の思いを広めるために世界中の市民が行ってきた活動が実を結び、核兵器禁止条約の発効が確実となったことは大変嬉しいことです。しかし一方で、これから核保有国を含め国際社会が着実に核兵器廃絶へと前進していくために、私たち若い世代が何をすべきかという大きな課題を突きつけられたと考えています。今後も核兵器のない平和な世界を目指して、ヒロシマの心に共感する人の輪を広げていくために、仲間と共に精一杯活動していきますので、どうぞ見守ってください。」

中村悠人さん
「For many years, many citizens all around the globe extensively sought greater understanding of hibakusha’s messages. We would like to rejoice that such efforts have been successful, and led to ensure the treaty’s entry into force. On the other hand, I think we are now faced with a significant challenge—that is, what we, the young generation, can do to encourage international society, including nuclear-armed states, to make steady progress toward the abolition of nuclear weapons. Aiming to realize a peaceful world free of nuclear weapons, we hereby determine to continue our utmost efforts with our friends. Please watch over us.」

ユースピースボランティアは、主に平和記念公園を訪れる外国人観光客に英語でガイド活動をするボランティアです。「次世代を担う若者として、私たちの使命は、平和記念公園を訪れる外国人に広島の平和のメッセージを伝えること」を目標としています。


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