IGS学生が南米系外国人学校・東洋大学との3校オンライン交流会に参加しました

8月9日、4人のIGS学生が浜松市にある南米系外国人学校ムンド・デ・アレグリア (Mundo de Alegria)の高校課程3年生20人、東洋大学国際学部地域国際学科の学生14人とオンラインで交流しました。

ムンド・デ・アレグリアの生徒から学校紹介、アマゾンカワイルカ、ブラジルの食べ物や遊びの紹介があり、続いて東洋大学の学生による大学とキャンパスの紹介がありました。
IGS学生は大学・学科紹介、広島紹介、ヒロシマと平和についてプレゼンテーションしました。ヒロシマと平和のパートでは佐々木禎子さんと折り鶴の話を共有し、現代に生きる私たちが平和のためにできることを考えてほしいというメッセージで結びました。
交流会の最後は質問タイムが設けられ、活発な質問が交わされました。

(IGS学生のプレゼンテーション画面)

交流会に参加した学生のコメント・感想を紹介します。

Andrei Kenryo Sera Furuiti(1年生)
グループの仲間やブラジルの学生たちと協力し合い、多くのことを学ぶことができたので、このイベントはとても豊かな経験になりました。イベントのための準備とプレゼンテーションは、良い訓練と経験になりました。私はブラジル出身ですが、日本にいる他のブラジル人と出会い、話をすることで、彼らの考え方や生活を少しでも理解することができたのは素晴らしいことでした。

テロイヤン・ハンナ・ジョイ(2年生)
今回の交流は日本の公立高校出身である私にはとても新鮮でした。教室の国旗や様々な日本語レベルの学生が共に学んでいる姿に、私の中の常識が良い意味で崩されたと感じました。オンライン参加でしたが、画面越しでも生徒の一体感が伝わってきました。是非現地にも足を運んで生徒の皆さんと交流が出来たら嬉しいです。

田中美月(2年生)
私は平和公園のガイドの経験を活かして、佐々木禎子さんの物語を伝えました。発表するときに心がけたのは、これから学生たちが平和について考えるヒントを与えることです。文化や言語の壁を越えて、交流することができたこの会こそ、平和な世界への第一歩になったと思います。

梶森真由美(4年生)
日本の公立学校で教育を受けてきた私にとって、日本に住みながら母国の教育課程で学ぶムンド校の生徒さんの姿は新鮮で、特に、ポルトガル語、英語、日本語の3言語を使いこなす姿は印象的でした。また、広島県に縁がなく、国も言語も違う方々に原爆の歴史を伝える経験は、改めて平和について考え直すきっかけになりました。

終了後の記念撮影(ムンド・デ・アレグリア提供)。IGS学生はスクリーンで参加。


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