IGS4年生が第10回平和首長会議で発表しました

   

   10月19、20日の両日、8213の都市が参加する平和首長会議の第10回総会が広島市で開催され、IGS4年生の末永琳子さんが「会議Ⅲ~被爆者の思いを受け継ぐ青少年の役割~」の事例発表の部でユースピースボランティアを代表して活動や役割を発表しました。

*ユースピースボランティアは、広島市と(公財)広島文化センターが主催する事業の一つで、次代を担う広島の高校生、大学生が平和の大切さを学ぶとともに、平和記念公園を訪れる外国人に対して被爆の実相や平和のメッセージを英語で伝えるボランティアガイドです。IGSからも約10名が参加しています。

末永さんからのコメントです。
   私は、3年間の活動を通して、広島の原爆や平和について多くのことを学ばせていただきました。被爆者の方の「原爆による辛い思いを、二度と誰にも経験させてはならない」という強い思いは、特に心に残っています。戦後77年が経過し、被爆者の高齢化が進む中、私たちの活動を通じて、被爆者が体験したこと、原爆や平和への思いを次の世代に伝えることは、広島の学生としての役割だと考えます。
   広島ユースピースボランティアは、歴史が浅く、新型コロナウイルスの影響で活動期間も短いため、まだまだガイドの経験や活動の継続が必要だと考えています。私の活動は今年度で最後になるため、IGSの後輩たちにもユースピースボランティアに参加してもらい、ユースピースボランティアの活動が継続され、広島の被爆の実相や平和への思いを海外の方に伝えてほしいです。自分の英語を伸ばしたい、広島の観光や平和活動に貢献したいと考えている方は、チャレンジしてほしいです。

 

                                                            IGS4年生の末永琳子さん        


up