山田俊弘教授らの研究が朝日新聞で紹介されました

120年周期で一斉に開花し、枯れてしまうと言い伝えられているハチク(淡竹)。その詳しい生態はあまり明らかになっていませんでしたが,このたび,統合生命科学研究科の山田俊弘教授とIGSの学生の研究チームが,広島県東広島市のハチクの竹林を2020年の開花後,3年間観察・記録し,その研究から新たなハチクの生態を明らかにしました。

彼らの研究について,朝日新聞デジタルで紹介されておりますので,ぜひご覧ください。

【朝日新聞デジタル】自己破滅へのサイン? 120年周期で開花する竹、種つけず枯れる

開花は自己破滅へのサインなのか――。国内で育つ代表的な竹の一つ、ハチク(淡竹)。120年周期で一斉に開花し、枯れてしまうと言い伝えられているが、あまりにも長い周期のため、詳しい生態はわかっていない。広島大の山田俊弘教授(保全生態学)らの研究チームが、2020年にいち早く開花したハチクの竹林を3年間を追跡したところ……。

Citation: Yamada T, Imada K, Aoyagi H, Nakabayashi M (2023) Does monocarpic Phyllostachys nigra var. henonis regenerate after flowering in Japan? Insights from 3 years of observation after flowering.

【お問い合わせ先】

大学院統合生命科学研究科

教授 山田俊弘
E-mail:yamada07*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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