IGSはキム・サンギュン(ショーン)博士を歓迎しています

IGSは、2024年1月までの6ヶ月間来日しているキム・サンギュン(ショーン)博士を人間社会科学研究科の研究員として迎えています。

キム博士はオーストラリアのエディス・コーワン大学ビジネス・法学部の観光・クリエイティブ産業の教授で、フィルムツーリズムとその広範な影響や意義の分野で国際的に認められています。

キム博士の主な研究分野は2つあります。1つ目は観光とポピュラー文化の密接な関係についてです。特に観光とメディア、メディア表象、セレブリティ文化、ファン巡礼に注目しておられます。2つ目は、世界的なフードツーリズム現象で、無形・有形遺産(食べ物や食文化など)、アイデンティティ、観光の関係を中心に研究しており、また、社会心理学、カルチュラル・スタディーズ、メディア・スタディーズ、地理学、観光管理・マーケティングなど、国際的かつ学際的な研究を行っています。

博士の研究プロジェクトは、香川県におけるうどんとフードツーリズム、日本におけるポピュラーカルチャーツーリズムと名探偵コナン・ミステリーツアーなど、日本の文脈に関わるものです。詳しくは、キム博士の大学のウェブサイトのプロフィールをご覧ください。

キム博士の専門知識と助言は、IGSの研究者や学生にとっても大変貴重なものとなるでしょう。


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