職名准教授

研究分野日本の宗教・日本の文化、哲学、比較思想

研究のテーマ
私の研究対象は日本の哲学です。西田幾多郎の周辺の京都学派などの近代の展開に特に関心を持っています。その中でも、日本における「神性」といったものを究極的に説明することや実践することを問題としています。さらにそこから思想間対話や日本の哲学の現代への貢献についても研究しています。

メッセージ
現実の根拠とは何か。美や価値とは何か。どう生きればいいか。人々の世界観はなぜ違う。人々の生き方はなぜ違う。宗教と宗教の間、文化と文化の間、そこに共通性はあるのか。それぞれの違いは短所か長所か。これらの疑問に私は取り組んできています。その努力は、大学での経験がどうして貴重か、また、どうして私が日本を研究対象にしたか、という問題に自分が直面する主なきっかけになりました。