視覚病態学

【研究キーワード】
濾過胞瘢痕化、網膜神経節細胞死、光線力学的療法、チューブシャント手術、緑内障

【最近のハイライト】
昨年度はロサンゼルスでの健診に参加し、眼底写真の撮影を行った。栄養摂取状況、生活習慣病と血管径、緑内障および加齢黄斑変性発症の関係を明らかにするため在米日系人、広島在住日本人の比較を行っている。

【教育内容】
研修は日本眼科学会が定めた到達目標に準じて行い、ワークショップなどの独自の教育システムがあります。広島大学眼科は、緑内障、角膜・眼形成、網膜、斜視、神経眼科の各専門グループから構成されます。入局後は、各グループを一定期間研修するので系統立てて学べます。各実習内容は、日本眼科学会の達成目標に沿って行われるので、画一化した知識が習得できます。加えて、座学では学べない感染症における塗抹鏡検などは、ワークショップを独自に開催しています。

【研究内容】
1.緑内障手術後の濾過胞瘢痕化メカニズムについての研究
2.網膜神経節細胞死のメカニズムと神経保護に関する研究
3.新規ポルフィリン誘導体を用いた光線力学的療法による角膜感染症の新規治療法の開発
4.ロック阻害薬の濾過手術への影響
5.スマートフォンに接続したモバイル眼底カメラの開発
6.新しい緑内障手術の評価


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