リウマチ・膠原病学

平田 信太郎 教授

【研究キーワード】
関節リウマチ、全身性強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎、血管炎症候群、滑膜線維芽細胞、関節軟骨、核酸医薬、爪郭毛細血管顕微鏡、新型コロナウイルス感染症、血液凝固第XIII(13)因子

【最近のハイライト】
・関節炎における関節軟骨障害のメカニズムの解明、及び、核酸医薬を用いた治療モデルの提唱
・皮膚筋炎における爪郭毛細血管異常と各種成長因子に関する詳細な解明
・ヒト末梢血単核球由来破骨細胞の分化に関する各種液性因子の影響についての詳細な解明
・新型コロナウイルス感染症における宿主受容体と炎症性サイトカインの関連性の解明

研究者総覧へのリンク

【教育内容】
学部
リウマチ性疾患の病態、診断、治療についての基本的知識を修得し、医師として必要な基本的な診察手技を習得するための研修を行います。
大学院
リウマチ性疾患の病態、診断、治療についてより深い知識を修得し、専門家を目指す上で必要な診察手技および研究手法を習得するための研修を行います。

【研究内容】
各種リウマチ性疾患に関する病態メカニズムの解明、新規バイオマーカーの開発、新規治療標的の開発を行います。

  • 関節リウマチ病態の首座である関節滑膜組織における、炎症・滑膜増殖・軟骨破壊のメカニズムの解明:次世代シーケンサー解析による網羅的遺伝子発現解析・組織学的検索・分子生物学的検索を組み合わせ、関節炎の新規治療標的の開発を目指します。
  • 関節疾患への治療応用を目指した核酸医薬(mRNA医薬)の開発
  • 爪郭毛細血管顕微鏡を用いた全身性強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎など各種病態の解析
  • 新型コロナウイルス感染症の宿主受容体を制御するメカニズムの解明と新規治療標的の開発
  • 血液凝固第XIII(13)因子の発現・機能解析と炎症性サイトカインとの関連性の解明

【写真説明】リウマチ・膠原病科 研究室風景_1

【写真説明】リウマチ・膠原病科 研究室風景_2


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