【研究キーワード】
脳腫瘍、抗癌剤、分子標的治療薬、外来化学療法、薬剤性肺炎、肺癌
【最近のハイライト】
我が国における死亡原因の第一位は悪性腫瘍であり、悪性腫瘍の治療の重要な役割を担う抗がん剤治療は近年急速な進歩を遂げています。本邦のおける抗がん剤化学療法は、10数年前までは入院で行うのが常識とされていました。しかしながら、様々な副作用に対する薬剤の開発や外来化学療法の体制を築き、現在では一部の抗がん剤化学療法を除きほとんどの化学療法が外来治療可能となっています。当院では外来化学療法を施行する専用の施設として化学療法室があり、計28床(リクライニングチェア 18台、ベット 10床)を設置し、外来化学療法を受ける患者は年間約9000名であり全国でもトップレベルの患者数を有しています。