社会人の学びを支援する制度の紹介

長期履修制度

長期履修制度とは、仕事や家事等の都合で通学する機会が限られている方が、通常の修業年限を超えて計画的に学修することを支援する制度です。マネジメントプログラムの博士課程前期の修業年限は2年ですが、この制度を利用すれば、3~4年かけて計画的に履修していくことができ、しかも、在学期間が長くなっても授業料の総額は、修業年限である2年間と同額になります。例えば、4年間で修了する旨申請し許可された場合には、毎年納付する授業料が半額になります。なお、制度適用の申請は入学直後の期間に限られていますので、ご注意ください。

厚生労働省の教育訓練給付制度

この制度は、雇用保険の被保険者の中で一定の要件を満たす人を対象に、働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援するため、教育訓練受講に支払った費用の一部を国が支給する制度です。マネジメントプログラムは、この制度における一般教育訓練給付金支給対象講座に指定されており(指定番号:34087-021002-0)、修了後に申請すると10万円が支給されます。

詳しくは「中央職業能力開発協会の教育訓練給付制度」を参照してください。

広島県未来チャレンジ資金

広島県では、企業や官公庁での2年以上の実務経験を持ち、大学院等専門課程で高度な知識を身につけ「将来、広島県内企業等で働きたい!」という方に対して、修学に必要な資金として月額10万円を限度に無利子で貸し付けています。対象となるのは、入学年の4月1日現在で40歳未満の方で、課程修了後9年間のうち広島県内企業等で8年間就業すれば、貸付金全額の返還を免除されます。

マネジメント専攻の博士課程前期および後期は、この制度における大学院専門課程等に該当しますので、修了後も引き続き広島県内企業等で就業を予定されている方は、応募を検討してください。詳しくは広島県のホームページで「広島県未来チャレンジ資金」を参照してください。


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