整形外科学

安達 伸生 教授

【研究キーワード】
再生医療、骨・軟骨再生、スポーツ医学、遺伝子治療、変形性関節症、バイオイメージング、ロコモティブシンドローム

【最近のハイライト】
 私たちは、一生涯人工関節を行うことなく自分の足で健康的に歩き、生活できるような再生医療に向けて日々研究を行っています。特に軟骨再生医療では長年の研究の結果、越智前教授が開発された自家培養軟骨移植(商品名:ジャック®)が平成25年に保険適応となり、広く全国で行える治療になりました。また、広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、JTサンダース、広島ドラゴンフライズなどののプロチームと密接に連携し、選手のメディカルチェックや外傷の治療、リハビリテーションなど多角的に関与しサポート体制を整えています。

研究者総覧へのリンク

【研究室主要論文】
・Factors affecting the quantitative value of the pivot shift test using a navigation system in anterior cruciate ligament injured knees. J Knee Surg. 2026
・Older age, higher BMI, female sex and meniscal repair are predictors of inferior patient-reported outcomes 1 year after ACL reconstruction. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc. 2025
・Impact of calcaneofibular ligament morphology on recurrent instability following arthroscopic anterior lateral ankle ligament repair for chronic ankle instability. Foot Ankle Int. 2026

【教育内容】
 我々は、医師として研究、診療において地域貢献のみならず、国際的にも貢献できるグローバルな人材育成を行うことを目標とし、充実した臨床研修および基礎研究体制を整えています。
 講義は四肢一般の疾病、外傷、診断、治療を総論で行い、膝関節、股関節、肩関節、手、足、脊椎・脊髄疾患、腫瘍疾患、形成外科疾患についてのそれぞれの疾患、治療、またリハビリテーションなどを各論で講義します。実習では四肢一般の疾患について診断技術や治療方針の立案方法を学び、保存療法、外科的治療の基本技術の習得を目標としています。大学院進学者は、下記に示すような研究内容に基づき、それぞれのテーマに応じて基礎研究を行い、また臨床分野においてはそれぞれのサブグループに所属し臨床を行うとともに、世界に先駆けた臨床研究を行っていただきます。

【研究内容】
・半月板再生を目指した新規治療法の開発
・関節軟骨欠損の新規治療法の開発
・運動器損傷に対する組織特異的マイクロRNAによる新規治療の開発
・膝前十字靱帯再建術後再断裂を生じる重層的因子の解明
・変形性関節症における老化細胞エクソソームの解明
・神経ペプチドを標的とした変形性関節症の分子機序の解明
・運動器疾患における三次元動作解析

  

【写真説明】 組織工学的手法を用いた軟骨再生

【写真説明】 VICON動作解析装置を用いた研究


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