広島大学東京オフィス メールマガジン 第15号(2012.11.30)

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□□ 広島大学東京オフィス メールマガジン 第15号(2012.11.30)
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目 次
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〔1〕広島大学トピックス
◇学長候補者の決定について
◇大学ブランド・イメージ調査で本学が中国・四国地区1位、全国で7位
にランクイン!
◇総合博物館の来館者数が6万人を突破しました!
◇平成25年度広島大学学生募集要項(願書)の公表・配布について
〔2〕記者説明会を実施(11月27日 東京オフィスにおいて)
◇「400℃以下の低温で水から水素を生成することに成功」
〔3〕報道された広島大学(11月6日~11月29日)
〔4〕東京オフィスからのお知らせ
◇広島大学OB・OGの活動の情報提供のお願い
◇広島大学の卒業生・元教職員の情報提供のお願い

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〔1〕広島大学トピックス

◇学長候補者の決定について

11月29日(木)、広島大学学長選考会議は、次期学長候補者を下記
のとおり決定しましたので、お知らせします。

1 氏 名 浅 原 利 正
2 任 期 平成25年4月1日~平成27年3月31日

【詳しくはこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15579/dir_id/0

◇大学ブランド・イメージ調査で本学が中国・四国地区1位、全国で7位
にランクイン!

日経BPコンサルティングが実施した「大学ブランド・イメージ調査
2012-2013」において、広島大学が昨年に引き続き中国・四国
地区1位にランクインしました。
この調査は、全国を9つの地域に分け、大学や在学生へのイメージ49
項目について、各地域に在住の有職者、中学生以上の子どもを持つ父母、
教育関連従事者を対象に実施しているものです。
教職員など教育関連従事者を対象としたブランドイメージ調査では「教
育機関としてのビジョンがある」など、19項目中9項目でトップ。ま
た、学生に対するイメージでも、「勉強・研究に熱心である」など、1
5項目中5項目でトップとなりました。
なお、各地域別の調査であるため、単純な比較はできないものの、本学
の大学ブランドスコアは全国で第7位でした。

【詳しくはこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15514/dir_id/0

◇総合博物館の来館者数が6万人を突破しました!

広島大学総合博物館の来館者数が、平成24年11月22日に6万人を
突破しました。
記念すべき6万人目の来館者は、団体で大学見学に訪れていた岡山県立
倉敷天城中学校2年生の加納工さん。
岡橋秀典館長より、記念品と花束を贈呈されました。
加納さんは「ぜひ、また訪れたいと思います」と感想を語りました。
総合博物館は、平成18年11月に開館して今年で6年。
今年の1月に5万人を突破し、それから約10ヶ月での6万人達成とな
りました。
これまで、およそ1年に1万人のペースで来館者数をのばしてきたため、
これは従来を上回るペースです。
これからも趣向を凝らした企画を展開していきますので、ぜひ総合博物
館へ足をお運びください。

【詳しくはこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15539/dir_id/0

◇平成25年度広島大学学生募集要項(願書)の公表・配布について

「平成25年度広島大学学生募集要項(一般入試前期日程・後期日程、
私費外国人留学生入試)」について、東京オフィスにおいても無料配布
を実施しています。

■平日 9:30~12:00、12:45~18:00
(土・日曜、祝祭日及び年末年始を除く)
※外出中の可能性もありますので、ご来室の際には、事前に次までご
連絡いただけると幸いです。

電 話:03-5440-9065
FAX:03-5440-9117
E-mail:liaison-office@office.hiroshima-u.ac.jp

【詳しくはこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15456/dir_id/0

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〔2〕記者説明会を実施(11月27日 東京オフィスにおいて)

11月27日に「400℃以下の低温で水から水素を生成することに成
功」の記者説明会を開催しました。

◇「400℃以下の低温で水から水素を生成することに成功」

広島大学サステナブル・ディベロップメント実践研究センターの宮岡裕
樹特任講師を中心とする研究グループは、本学先進機能物質研究センタ
ーの小島由継教授のグループと協力して、アルカリ金属を用いた熱化学
反応を利用することにより、理論的に4000℃の高温が必要な水分解
による水素生成を、400℃以下で実現できる可能性を見出しました。
この技術が実用化されれば、太陽熱をより有効に利用できるだけでなく、
工場排熱をはじめとした未利用熱を使った水素生成が可能となるため、
再生可能エネルギーの利用拡大に繋がることが期待されます。

【詳しい発表資料はこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15561/dir_id/0

【研究概要資料はこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/news_events/2012nendo/20121127_miyaoka/kaiken-siryou1.pdf

【図やイラストを用いた資料はこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/news_events/2012nendo/20121127_miyaoka/kaiken-siryou2.pdf

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〔3〕報道された広島大学(11月6日~11月29日)

■11月6日から11月29日までの間に報道された広島大学関係の記事
概要をピックアップしてお届けします。

◇地震など、災害時の迅速なインフラ復旧に役立てるため、広島大大学院
の有尾一郎助教らのグループが開発した運搬可能な折り畳み式の橋「モ
バイルブリッジ」の試作品を使った実験の様子が公開された
(産経、11.6)

◇東広島署は6日、10月5日~9日の間、広島大の図書館事務室に侵入
し、女性職員の机から小銭や印鑑などを盗んだとして、窃盗と建造物侵
入で容疑者を逮捕した(読売、毎日、11.7)

◇第69回中国文化賞の表彰式が6日、広島市の中国新聞ビルであった。
受賞者は膝軟骨の再生医療を実用化した広島大大学院の越智光夫教授な
ど7人で、中国新聞社の岡谷義則社長から賞状や賞牌が送られた
(中国、11.6、11.7)

◇文化や学術、地域貢献の各分野で優れた功績を挙げた人をたたえる第6
9回中国文化賞の表彰式が6日、中国新聞ビルで行われた。受賞した広
島大大学院の越智光夫教授は「脚光を浴びている再生医療も患者に還元
されて初めて結実する。若い先生方と社会へ貢献していきたい」と語っ
た(中国、11.7)

◇第12回みんなの新聞コンクールの新聞切り抜き作品部門の最優秀賞に
広島大付属小の川上航生さんの「2012年広島いきものがたり新聞」
が選ばれた(中国、11.7)

◇再生医療や生命の原理をテーマにした広島医学会の講座が11日、広島
市の広島医師会館で行われる。東京女子医大の岡野光夫教授が「細胞シ
ートによる再生医療の開始」、広島大大学院の長沼毅准教授が「地球の
辺境から宇宙まで」の題目でそれぞれ講演を行う(中国、11.7)

◇広島大病院で15日、広島大病院患者サロン「がん治療をささえる 肺
がん基礎と治療について」が開催される。同病院呼吸器外科の宮田義浩
医師が話をする(中国、11.7)

◇16日に広島市の広島大広仁会館で、広島大人材育成研修特別講座「人
間の生体に関する講演会」が開かれる。広島大病院耳鼻咽喉科・頭頸部
外科の工田昌也診療准教授が「聴覚のメカニズムと難聴」、県立広島大
保健福祉学部の丸石正治教授が「人間の脳のしくみとその働き」をテー
マにそれぞれ話をする(中国、11.7)

◇広島県北にある帝釈峡遺跡群の発掘調査開始から50周年を記念したシ
ンポジウムが、10日に開かれる。発掘を続ける広島大大学院考古学教
室などが旧石器、縄文時代の営み解明を中心とした調査結果を披露し、
展望を語り合う。講演では広島大大学院の竹広文明教授などによる講演
のほか、県教委や地元関係者を交えた討論も行う(中国、11.7)

◇広島大が所蔵する名著の初版本などの展示会「古典の日」が、東広島市
の同大中央図書館で30日まで開かれている。「源氏物語」の江戸時代
の再版本やグーテンベルク聖書の複製本など18点が展示されている。
今年から11月1日が「古典の日」に制定したことを受けて、同図書館
が初めて企画したもの(中国、11.7)

◇世羅町は18日から、広島大大学院医歯薬保健学研究院と共同で、町内
の農事組合法人を対象に、農作業中のけが予防や疲労軽減などにつなが
る運動と知識を指導する。2014年3月までに同院の教授や院生によ
る講座を3、4回受講する(中国、11.7)

◇歯がなくなったときの治療として注目されているインプラント(人工歯
根)。自分の歯の様にかむことができて見た目もきれいになるが、手術
後にまひが残るなどトラブルも起きている。インプラント治療の治療法
やリスクについて、広島大病院口腔インプラント診療科の久保隆靖診療
准教授が説明している(中国、11.7)

◇広島県からの移民とその家族でつくるブラジル広島県人会の大西博巳会
長が6日、広島県庁に湯﨑英彦知事を訪ね、ブラジル訪問を要請した。
また県人会の若者を広島に招く事業の復活を求める要望書も手渡した。
大西会長はかつて留学した広島大の招きで1日から広島に滞在している
(中国、11.7)

◇広島大大学院医歯薬保健学研究科の二川浩樹教授は、自らが開発した抗
菌剤「Etak(イータック)」を災害時に活用するため地元企業などと協
議会を設立した。広島県と連携して被災地に抗菌仕様のタオルなどを送
ることで、ウィルス感染などの予防に役立てる(中国、11.8)

◇福山港内港では水の流れがほとんどない構造に生活排水によるヘドロの
沈殿が加わり発生している異臭が大きな問題となっている。市などは有
効な対策を探るため、広島大大学院工学研究院の日比野忠史准教授の研
究室を中心に進められている石炭灰粒を使って異臭の原因となっている
硫化水素を除去する方法や同院の土田孝教授らが進める鉄鋼スラグを使
う方法について実験を行っている(中国、11.9)

◇広島の経験をイラクの復興や開発に生かすため、イラクの国会議員6人
と駐日イラク大使が広島市を訪れ、広島大学東千田キャンパスで10日
に行われた「平和構築と復興に関するワークショップ」で専門家と議論
を交わした(朝日、毎日、11.11)

◇広島大の留学生26人が竹原市を訪れ、企業見学を行った。ジャム製造
のアヲハタ、作業用ゴム手袋の製造を行っているアトム、電源開発竹原
火力発電所の3社を見学した。日本での就職を検討している留学生に竹
原のものづくりを知ってもらおうと、市国際交流協会が初めて企画した
(中国、11.11)

◇今月、広島大で開かれた「ホームカミングデー」に講演に訪れた五百旗
頭真氏が、現在必要な政治の在り方について話をしている。五百旗頭真
氏は政府の復興推進委員会の委員長で、69年から81年まで広島大政
経学部助手、同大法学部助教授を務めていた(中国、11.11)

◇広島大の大毛宏喜教授と繊維総合メーカー、セーレンが共同で開発した
「瞬時に消臭する肌着」が介護の現場などで好評を博している。肌着の
布に張り付けたセラミックスと、糸の中に浸透している金属イオンの効
果で30秒後に80パーセント以上の消臭効果があるという。現在では
ビジネスマン用靴下など計22種類の商品が販売されている
(毎日、11.11)

◇広島市の中国新聞ビルで11日、市民フォーラム「てんかん治療の新し
い展望」が開かれ、広島大病院脳神経外科の飯田幸治講師、福山こども
発達支援センターの伊与田邦昭所長が講演を行った(中国、11.13)

◇お薦めの本をプレゼンテーション形式で紹介し、観客たちからの得票数
を競い合う「ビブリオバトル」を広島大中央図書館で初めて開催した。
最多得票は工学部3年波多江希さんが紹介したビジネス啓発書「仕事は
楽しいかね?」(デイル・ドーテン箸)だった。ビブリオバトルは20
07年に京都大の研究者や学生の勉強会で生まれたもので、公式ルール
も存在する(中国、11.13)

◇【晩秋の街②】広島大本部跡地の旧理学部1号館の外壁を這うツタが鮮や
かに色づいている。旧理学部1号館は学部の東広島市移転に伴い約20年
前に閉鎖された(中国・夕、11.13)

◇医療者と市民が、医療や健康についてお茶を飲みながらざっくばらんに
語り合う「カフェ」を開く試みが全国的に広がっている。広島県でも広
島大医学部の学生が中心となって医療や健康に関することをテーマに
「Jaroカフェ」を開く計画を進めている。学生をバックアップする広島
大病院総合診療科の横林賢一医師も参加する(中国、11.14)

◇第34回サントリー学芸賞が13日、決まった。広島大の篠田英朗准教
授の「『国家主権』という思想―国際立憲主義への軌跡」が思想・歴史
部門で選ばれている。サントリー学芸賞は著作物を対象に独創的な評論
家、研究者を顕彰する賞で、贈呈式は12月11日に東京都内で行われ
る(毎日、産経、11.14)

◇臓器移植法の施行以来200例目となった脳死移植について、日本臓器
移植ネットワークは14日、脳死と判定された男性から臓器摘出手術を
終え、各地の病院へと搬送したと発表した。そのうち膵臓と片方の腎臓
は広島大病院で50代の女性に移植される。同病院の脳死移植は10例
目(中国・夕、11.14、中国、11.15)

◇広島西飛行場の跡地のうち、広島ヘリポートの敷地となる約40ヘクタ
ールの活用策の検討が急務となっている。県と広島市は来年3月末まで
に「跡地利用ビジョン」をつくる方針で、有識者を交えた検討会を設け
市が9月に広島大本部跡地など4カ所の未利用地の役割分担を検討する
中で、スポーツ・レクリエーション、広域防災、雇用創出の3分野の都
市機能を振り分けたている(中国、11.15)

◇東広島市内で広島大学生の自転車が盗まれる事件が多発しているのを受
けて、東広島署などは14日、同大の東広島キャンパスで学生たちに盗
難防止策を取るように呼びかけた(中国、11.15)

◇松江市出身の画家青山扶の孫で広島大大学院の青山裕彦教授が、益田市
の県芸術文化センター・グラントワ内の県立美術館で開催中の「東京芸
大美術館所蔵 日本近代美術の名品展」を訪れ、祖父の卒業制作「魚河
岸」と対面した(朝日、11.15)

◇広島大発ベンチャーのHUMANIXは15日、エアバックで車体を覆う独自の
安全対策を施した電気自動車「i-SAVE YOU」を発売した。2008年に
県内の中小企業を通じて開発に着手、4年がかりで公道を走る基準をク
リアした。HUMANIX社長の広島大大学院医歯薬学総合研究科の升島努教授
は「部品調達などに苦労したが、地元や県外企業と力を合わせてここま
で来た」と話し、今後は月産100台を目指すという
(中国、11.16、毎日、11.21)

◇本年度末で課税期限が切れる広島県の産業廃棄物埋立税(産廃税)は来
年度から5年の延長が決まったが、税収の3分の1が使われずに残って
いる。産廃税の使途は廃棄物対策に限られているが、課税継続の是非を
審議した昨年12月の県の懇話会は、再生可能エネルギーの利用促進事
業にも活用するように求める報告書を出している。懇話会の座長を務め
る広島大大学院の川崎信文教授は「税収を環境ビジネスの育成に充てて
も目的税の趣旨からは外れない」と説明する(中国、11.16)

◇広島大は16日、同大学院理学研究科所属の教員が学生や教員など計2
03人のデータが記録されたUSBメモリーを紛失したと発表した。第三
者による不正利用は確認されていない。同大の総務グループは「繰り返
しご迷惑をお掛けして申し訳ない。各部局で研修を開くなど、全教職員
の意識を高める対策を検討したい」としている
(産経、毎日、中国、朝日、11.17)

◇広島大は来年度入学で医学部医学科の「ふるさと枠広島県コース」を若
干名増員する。文部科学省に申請中で12月中に人数を含めた認可が下
りる見込みで、増員分は一般入試の後期日程で選ぶ。ふるさと枠は県内
の高校生が対象で月額20万円の奨学金があり、一定期間中山間地域の
医療機関で働くことが義務付けられている(中国、11.17)

◇薬害の被害者が99年から毎年開催してきた「薬害根絶フォーラム」が
24日、広島大学霞キャンパスで開かれる。薬害の被害者などでつくる
11団体が参加し、薬害について実態の報告や記録映画の上映、討論会
などが行われる(朝日、11.17)

◇【キャンパス リポーター発】3日、ちりめんじゃこに交じるカニやエ
ビの小さな生き物「ちりめんモンスター」を探すサイエンスカフェが広
島大で開かれた。理学部の「科学リテラシー」授業の一環で学生が企画
したもの(中国、11.19)

◇日本語と韓国語のスピーチコンテストの広島地区大会が18日、広島市
の市留学生会館で行われた。広島大工学部の留学生金智勲さんは「広島
は情が深い人が多い。もう第二の故郷」と愛着ぶりを語った
(中国、11.19)

◇小・中学生サイエンスコンクール優秀賞9名が決定した。その中に、広
島大付属福山中3年の小西史哲さんが選ばれている(中国、11.19)

◇日本経済新聞社は全国733の四年制大学を対象に、人材や研究成果を
どれだけ地域社会に役立てているかを探る「地域貢献度」の2012年
調査を行った。インターンの実績のほか、大学のある地域への就職状況
などを聞く「学生」分野ランキングで広島大が6位に入った
(日経、11.19)

◇12月2日に広島市の中国新聞社ビルで瀬戸内海の魅力や展望を話し合
うシンポジウムが行われる。パネリストの1人で、中央環境審議会の瀬
戸内海部会で委員を務める広島大名誉教授の松田治氏が瀬戸内海が目指
すべき方向性について語っている(中国、11.19)

◇島根大は来年1月、カザフスタンのセメイ国立医科大学と交流協定を締
結する。旧ソ連時代の核実験の被曝者に対する医療の質の向上を目的と
したもので、両大学間で医療技術、知識を共有するといった内容。現地
支援を長年続けてきた広島市の甲状腺専門医の武市宣雄医師と広島大の
星正治名誉教授も島根大医学部臨床教授として協力する(中国、11.19)

◇広島大病院が、妊婦からの採血で胎児にダウン症などの染色体異常があ
るか高い確率で分かる新型の出生前診断の導入に向けて準備を進めてい
る。条件が整えば年明けにも診断を始める予定(中国、11.20)

◇住民グループ「自然の博物館」をつくる会は19日、広島市の広島大本
部跡地にある旧理学部1号館を「水と緑と生命の博物館」として保存・
活用するよう松井一実広島市長に要望した。松井市長は「自然系の博物
館は壮大で、市単独では整備が難しい。旧理学部1号館の保存・活用に
は知恵を出したい」と答えた(中国、11.20)

◇アルタンは広島大と共同開発したノロウイルス対策に効果のあるエタノ
ール製剤「アルタンノロエース」の販売を強化する。介護施設、学校な
どへも販路を広げ、将来的には海外への輸出を視野に入れている
(日刊工業、11.20)

◇広島大学大学院の浦辺幸夫教授がスポーツ用品製造のミカサと共同で開
発したゴムボールを使った背筋強化器具「ひとこぶ楽だ」は1年で30
00個の販売を見込んでいたが、2カ月足らずで2000個以上が売れ
ている(日経、11.22)

◇ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士の功績を讃える第7回「科
学の芽」賞の受賞者が決まった。高校生部門に広島大付属高の岡田知治
さん、足立享哉さん、佐嘉田悠樹さん、中塩莞人さんが選ばれている
(毎日、11.23)

◇広島大は2013年3月に任期満了を迎える浅原利正学長の後任を決め
る学長選考の意向投票を28日に実施する。候補者は浅原利正学長、大
学院総合科学研究科の市川浩教授、大学院工学研究院の山根八洲男教授
の3名。29日に開票され、学長選考会議で得票数や面接結果、業績な
どが総合的に評価され、次期学長候補が決まる(朝日、11.24)

◇広島大馬術部の活動を紹介する「馬のいる風景in酒蔵通り」が23日か
ら25日まで、東広島市の酒蔵通りで行われる。馬に餌やりなどができ
るほか、部員が馬の習性などを解説する(中国、11.24)

◇【天風録】広島大の研究グループが明らかにした、子猫や子犬の写真を
見た後は、細かい作業への集中力がアップするという話が紹介されてい
る(中国、11.24)

◇【ヒロシマ国の掟】広島のアクセントは、標準語とほぼ同じとされてい
る。しかし、接続詞の『また』に関しては『ま』を高く発音する人が年
配者を中心に多くみられるなど標準語と異なる。広島大の小西いずみ准
教授は、普段口にしない単語は最初の音を高く発音する傾向があること
と関連しているのではないかと推測している(朝日、11.24)

◇第65回全日本合唱コンクール全国大会が富山県で始まり、大学部門と
一般部門Aが24日に行われ、大学部門最優秀賞には「関西学院グリー」
が選ばれた。中国支部代表として大学部門に出場した「広島大Vocal
Ensemble "DADAN"」は銅賞を受賞した(朝日、11.25)

◇広島大総合博物館は24日、キャンパスでドングリの観察会を開いた。
広島大技術センターの青山幹男さんが参加者に特徴や種類を説明したほ
か、スダジイやマテバシイの実を食べて味を確かめるなどした
(中国、11.25)

◇広島大霞キャンパスで24日、薬害根絶フォーラムが開かれ、薬剤師や
被害者など約200人が参加した。被害者やその家族による被害の報告
や、パネル討論などが行われた(中国、11.25)

◇授業で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)の意義や実践方法などを議論
する日本NIE学会が24日から秋田市で始まった。「東日本大震災とNIE」
と題されたシンポジウムや研究発表が行われた。記念講演を行った広島
大大学院の小原友行教授は「新聞を読むことで、現実の社会問題をどう
考え、判断し、表現するのかを学ぶことができる」と強調した
(中国、11.25)

◇広島大と近畿大の学生たちが25日、世羅町伊尾小谷地区の活性化に向
けたアイデアを、伊尾自治センターで発表した。町と広島大の包括連携
協定の一環で、学生は4班に分かれ、設定したテーマごとに提案を行っ
た。(中国、11.25)

◇福島第1原発事故の影響で全村避難が続く福島県飯館村の現状や復興に
ついて考えるために18日、研究者たちによるシンポジウムが福島市で
行われた。事故直後から広島大大学院工学研究院の遠藤暁准教授たちと
汚染調査を続けている京都大原子炉実験所の今中哲二助教は「放射線量
が落ち着くのは10年後。帰還の判断はここからでは。除染優先は性急
だ」と指摘した(中国、11.25)

◇福山音楽コンクールの本選会が24日に行われた。ピアノ部門でふくや
ま芸術文化振興財団賞に広島大付属三原小4年の小林思倫さん、読売新
聞社賞に広島大付属三原小5年の田原果朋さん、福山北ライオンズクラ
ブ賞に広島大付属三原小2年の宇根志保さんが選ばれた(中国、11.25)

◇【記憶を受け継ぐ】6歳の時に被爆し、原爆資料館のヒロシマ・ピース
・ボランティアや非政府組織(NGO)ピースボートの旅に参加するなど、
被爆証言を各地で行ってきた元広島大職員の新見博三さんが当時の記憶
を語る(中国、11.25)

◇日本臓器移植ネットワークは25日、宇都宮市の病院に入院している男
性が臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。男性は書面で臓
器提供の意思を示していなかったが、家族が提供を承諾した。肝臓は広
島大病院で40代の男性に提供される(中国、11.26、11.27)

◇広島大病院は27日、脳死判定されたドナーから提供を受けた肝臓の移
植手術を終えたと発表した(中国、11.27)

◇広島国際学院大工学部の佐々木健教授のグループが、細菌を使って福島
県の土壌から放射性物質を回収する実験に成功した。成果を基に広島大
などと共同で行う汚染物質の減量研究は文部科学省の助成事業に採択さ
れた(中国、11.27)

◇終戦直後に広島文理大(現広島大)などの学生たちを会員とする文化サ
ークルの機関誌として創刊され、全国に広がった文化総合雑誌「希望
エスポワール」が復刻された。広島と東京で発行された計15冊が収録
されている(中国、11.27)

◇北川鉄工所は広島大と共同で、福島第一原発事故で汚染された土壌の体
積を減らす事業の実証研究を行っている。放射性物質であるセシウムが
土壌の粘土分に吸着しやすい性質を利用して、ミキサーで水と除染で集
めた土を混ぜてふるいにかけて、放射性物質がつきにくい砂や小石をよ
りわけることにより、貯蔵施設で保管する体積を大幅に減らす事ができ
る。同事業は経済産業省の「震災復興技術イノベーション創出実証研究
事業」に採択されている(読売、11.27)

◇JA共済連広島は27日、救急医療体制の整備資金として1千万円を広
島大病院に寄付した。同病院で贈呈式があり、JA共済連広島の中村雅宏
本部長が茶山一彰病院長に目録を手渡した(中国、11.28)

◇広島大名誉教授で二紀会監事の難波平人さんと教え子の作品展が27日、
東広島市で始まった。来月の2日まで行われる(中国、11.28)

◇広島市立大は27日、浅田尚紀理事兼学長の後任に、同大副学長の青木
信之氏を選んだと発表した。任期は13年4月1日から4年間。青木氏
は広島大大学院教育学研究科博士課程を終了後、広島大教育学部助手な
どを経て、01年から広島市立大国際学部教授。06年から現職
(中国、11.28)

◇広島大学附属高校の有田正志教諭が、教育者文部科学大臣表彰を受けた
(読売、11.28)

◇【ここが聞きたい】軟骨や骨に育つ幹細胞を磁石で患部に誘導し、再生
させる研究が広島大で進んでいる。文部科学省の補助対象にも採択され、
2年後の臨床試験開始を目指している。この新しい治療法について、広
島大の越智光夫教授が語る(日経、11.28)

◇【くらし 医療・健康】乳がん患者や家族が専門医らと月1回交流する
「まちなかリボンサロン」がサテライト拠点を東広島市につくるなど広
がりをみせている。受付時間外の病院の待合室で検診や薬の副作用など
の悩みに、広島大病院乳腺外科の専門医で同サロン運営委員会の角舎学
行代表がアドバイスを行っている(中国、11.28)

◇【専門医が診る 読書からの質問編】歯がなくなったときのインプラン
ト治療について、寄せられた相談や質問に、広島大病院口腔インプラン
ト診療科の久保隆靖診療准教授が答えている(中国、11.28)

◇2013年のドイツの平和賞「オットー・ハーン平和メダル」が前広島
市長で現在は広島大で特任教授を務めている秋葉忠利氏に授与されるこ
とが決定した。市長時代に核廃絶を訴え続け、平和行政に従事したこと
が評価された(中国、11.28、日経、中国、読売、11.29)

◇広島市こども文化科学館で12月8日、小学生を対象に「ロケット開発
の夢」と題した講演会が行われる。講師は宇宙航空研究開発機構(JAXA)
の的川康宣名誉教授が務める。同科学館が運営するスーパーサイエンス
ミュージアム実行委員会が設立10周年を記念して主催するもので、広
島大学などが協力している(日刊工業、11.29)

◇来年3月の任期満了に伴う広島大学長選の意向投票が28日、各部局で
行われた。29日に開票し、学長選考会議が総合的に判断して新学長を
決める(中国、11.29)

◇【企業最前線】2003年から広島大大学院の杉山正則教授と共同研究
を始め、植物由来の乳酸菌を使った製品を開発。現在は植物由来の乳酸
菌を使った野菜ジュースの製造・販売と技術提供を事業の柱としている
広島県府中町の野村乳業の歩みが紹介されている(中国、11.29)

◇【論】本の魅力を5分間で語り、観客からの得票数を競うビブリオバト
ルなど、読書の喜びを共有しようとする動きが広がりを見せている。ビ
ブリオバトルは広島大でも初めて開かれ、広島大図書館の富永一登教授
は「読んだ本を語る楽しさに学生が気付いてくれたはず」と話す。論説
委員の田原直樹氏は、出版危機や読書離れが叫ばれて久しいが、出版社
や書店などは読書から得られるものをもう一度見直して、その魅力をア
ピールすることが大事なのではないかと述べている(中国、11.29)

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〔4〕東京オフィスからのお知らせ

◇広島大学OB・OGの活動の情報提供のお願い

東京オフィスでは、卒業生の活動支援の一環として、広島大学OB・OG
の文化活動や教育・研究活動など非営利の活動をホームページやメールマ
ガジンで紹介しますので、情報提供をお願いします。
なお、内容によっては掲載できない場合がありますのでご了承願います。

◇広島大学の卒業生・元教職員の情報提供のお願い

お近くにメールマガジンをご希望の方、広島大学の卒業生の方や教職員
OBの方などがいらっしゃいましたら、東京オフィスまでお名前、メー
ルアドレス等をご連絡いただくよう、ご紹介願います。


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