広島大学東京オフィス メールマガジン 第18号(2012.1.8)

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□□ 広島大学東京オフィス メールマガジン 第18号(2012.1.8)
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新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

広島大学東京オフィス スタッフ一同

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目 次
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〔1〕広島大学トピックス
◇第10回国際教育協力日本フォーラム(The Tenth Japan Education
Forum)の開催について
〔2〕第36回学長定例記者会見
■発表事項
◇広島で被ばくした、南方特別留学生に名誉博士号を授与することになり
ました
◇福島県民の「内部被ばく特別検診」を再開しました
◇STARTプログラムの実施について
◇総合科学研究科 隠岐さや香准教授が「日本学術振興会賞」を受賞しま
した
◇病院新診療棟を平成25年9月20日に開院します
■お知らせ
◇東日本大震災における広島大学の対応について
◇韓国天安中央高等学校と科学授業を共同で実施します
◇広島大学出版からの新刊本2冊刊行について
〔3〕卒業生からのお知らせ
◇広島大学工学部建築学科同窓会『広大建友会』東京総会・懇親会の開催
について
〔4〕東京オフィスからのお知らせ
◇広島県・広島大学の医工連携説明会・情報交換会 in 東京のご案内
◇広島大学OB・OGの活動の情報提供のお願い
◇広島大学の卒業生・元教職員の情報提供のお願い

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〔1〕広島大学トピックス
◇第10回国際教育協力日本フォーラム(The Tenth Japan Education
Forum)の開催について

第10回国際教育協力日本フォーラム(The Tenth Japan Education
Forum)を次のとおり開催いたします。

・主催等
(主催)文部科学省、外務省、広島大学、筑波大学
(後援)国際協力機構(JICA)
・日時
平成25年2月7日(木)
・場所
文部科学省 東館3階 講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)
・参加申込方法
平成25年1月31日(木)までに、氏名、所属先、住所、電話番号、
ファクシミリ番号、メールアドレスを明記の上、JEF事務局へ電子
メール、ファクシミリ又は郵便にて御連絡ください。

広島大学教育開発国際協力研究センター内
Japan Education Forum事務局

〒739-8529 広島県東広島市鏡山1-5-1
電話番号:082-424-6959
ファクシミリ番号:082-424-6913
メールアドレス:japaneducationforum@yahoo.co.jp

【詳しくはこちら文部科学省のサイトへ】
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/12/1329421.htm

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〔2〕第36回学長定例記者会見
■発表事項
◇広島で被ばくした、南方特別留学生に名誉博士号を授与することになり
ました

広島大学では、本学の前身である広島文理科大学在学中に被爆し,修了
がかなわなかった3人の元南方特別留学生に対して,名誉博士の称号を
授与することになりました。
広島に原爆が投下された当時、広島文理科大学には9人の南方特別留学
生が在学していました。そのうち、7人が奇跡的に難を逃れました。
彼らは、自らが、被爆しながらも広島市民の救護に尽力し、帰国後、自
らの被爆体験や広島での経験を自国で伝え平和活動の推進に貢献されま
した。
このことは、本学の理念の一つ「平和を希求する精神」の実現に貢献す
るものであり、本学の教育、研究、国際交流の推進に寄与された功績は
顕著です。
そこで、本学では、この元南方特別留学生のうち、現在も生存されてい
る以下の3人の方に名誉博士号の称号を授与することになりました。

・ペンギラン・セティア・ネガラ・ペンギラン・ハジ・モハメド・
ユスフ・ビン・ペンギラン・ハジ・アブドル・ラヒム氏
(ブルネイ・ダルサラーム国)

・ラデン・ムハマド・ハッサン・ラハヤ氏(インドネシア共和国)

・ハジ・アブドル・ラザク・ビン・アブドル・ハミド氏(マレーシア)

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/h1.pdf

【被授与者の業績はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15815/dir_id/0

◇福島県民の「内部被ばく特別検診」を再開しました

広島大学は福島県からの避難者を含む福島県民を対象にした「内部被ば
く特別健診」を平成23年8月、本学病院で開始しました。平成24年
1月からホールボディカウンタ性能向上のための整備を行うため休止し
ていましたが、整備作業を終了し、平成24年11月20日に特別健診
を再開しました。
特別健診は当面、毎週火曜日に行い、その日に担当医師が結果を説明し
ます。平成24年12月25日現在、合計65人が受診し、問題のある
方はいません。

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/h2p.pdf

◇STARTプログラムの実施について

平成22年度から、広島大学基金の支援を受けて、長期休暇中に学部1
年生で海外経験の少ない学生を海外協定大学に派遣する「STARTプ
ログラム」を実施しています。このプログラムの目的は、海外経験の少
ない新入生に、海外の大学やその周辺都市を訪問し日本と異なる文化や
環境を体験する機会を提供することによって、国際交流や留学への関心
を高めるきっかけをつくることです。
平成22年度~23年度の2年間で、合計127名の学部1年生をオー
ストラリア、アメリカ、ベトナムに派遣しました。参加した学生からは、
「自分を大きく成長、進化させてくれたプログラム」「このプログラム
に参加したことがきっかけで、大学生活が充実したものになっている」
と高い評価を得ており、参加翌年以降、語学研修や交換留学に多くの学
生が挑戦しています。
平成24年度からは、教養教育科目「海外フィールドスタディ」(1単
位)として実施し、①国際コミュニケーション②自己理解・自己管理③
成果志向④連携とネットワーク⑤個性と文化の尊重の5項目(グローバ
ル・コア・コンピテンシー)の自己レベル評価に基づき行動計画を立て
ることを必須とするなど、更に充実したプログラム内容となっています。
前期(夏季休暇中の渡航)プログラムでは、インドネシアと台湾へ各2
4名の合計48名を派遣しました。今回実施する後期プログラムでは、
学年末休暇中の2月中旬から3月下旬にかけてオーストラリア(第8回)
ベトナム(第9回)、アメリカ(第10回)へそれぞれ2週間、各24
名ずつを派遣します。
第8-10回は同時募集で11月27日から12月5日まで学内募集を
行い、210名の学生から応募がありました。書類と面接による審査を
行い、派遣する72名が決定しました。参加者は出発までに3回のオリ
エンテーション、海外渡航リスク管理セミナー、学生主体の勉強会など
の事前学習を行います。また、引率には科目担当教員、プログラム担当
職員に加え、海外研修の一環としてそれぞれ1名の職員がオーストラリ
アとベトナムへ同行します。
参加した学生たちが、今後の大学生活や人生をより充実したものにする
第一歩となることに期待しています。

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/h3.pdf

【広島大学基金についてはこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/kikin/

◇総合科学研究科 隠岐さや香准教授が「日本学術振興会賞」を受賞しま
した

広島大学大学院総合科学研究科 隠岐さや香 准教授が、「第9回日本
学術振興会賞」の受賞者の一人に決定しました。
この「日本学術振興会賞」は、将来の学術研究のリーダーとして、後の
ノーベル賞候補者となるようなフレッシュな研究者をいち早く顕彰する
ことにより、今後の研究にチャンスを与えブレークスルーを促そうとす
るものです。
選考は、世界トップレベルの研究者である江崎玲於奈先生、野依良治先
生などにより構成される審査会で厳正に行われ、今回の受賞者24人が
決定されました。
なお、受章者の数は、今回を含めて総計195人となります。
(広島大学では、2人目の受賞となります。)

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/h4.pdf

◇病院新診療棟を平成25年9月20日に開院します

広島大学では、未来の医療に対応するため平成21年12月より、霞キ
ャンパス(広島市南区)にある広島大学病院の新しい診療棟の建設工事
を行っています。新診療棟の開院日を平成25年9月20日(金)とす
ることが決定しました。
平成25年9月14日(土)~19日(木)を移転期間とし、これに伴
い17日(火)~19日(木)は休診日といたします。
新診療棟には、現在の医科および歯科外来棟と中央診療棟の機能を集約
します。現在、工事の進捗率は約93%で、平成25年4月完工の予定
です。
新診療棟においては、手術室の増室(13室から17室 予備3室)、
化学療法室の増床(14床から28床)、術後ICUの新設(6床)な
どを通じて、診療面での機能強化を図ることとしています。
また、新診療棟建設を機に「未来医療センター」や「スポーツ医科学セ
ンター」などを新診療棟内に整備し、探索医療の開発および先進医療の
実践により、研究成果を医療に反映していくことも予定しています。

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/h5.pdf

【広島大学病院のサイトへはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/

■お知らせ
◇東日本大震災における広島大学の対応について

第35回学長定例記者会見(平成24年11月19日)以降、広島大学
が対応した内容を報告いたします。

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/o1.pdf

◇韓国天安中央高等学校と科学授業を共同で実施します

広島大学附属高等学校(広島市南区翠)は、文部科学省より平成15年
より、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、将来優
れた科学者・技術者育成のための教育研究開発を行っています。本年度
はその10年目となる第3期にあたり、特に国際性の育成に重点的に取
り組んでいます。
本校生徒と韓国生徒との年2回の相互交流も今年で3年目となりました。
ESD(持続可能な社会のための教育)に基づく科学授業を行い、実験、
討議、発表等を行います。こうした活動を通して、一層の国際感覚豊か
な人材を育成しています。

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/o2.pdf

◇広島大学出版からの新刊本2冊刊行について

広島大学出版会では、このたび新刊本を2冊刊行しました。
大学院総合科学研究科・島谷謙教授の「日本を愛したドイツ人-ケンペ
ルからタウトへ-」は、変貌する近代日本の姿を、江戸から昭和の間に
来訪したドイツ人の記録から読み解きます。
また、大学院医歯薬保健学研究院・杉山政則教授の「植物乳酸菌の挑戦
-未病および生活習慣病から化粧品まで-」は、植物由来の「植物乳酸
菌」の優れた保健機能性を解説し、その活用戦略をわかりやすくまとめ
た一冊です。
いずれも、広島大学生協、広島市内の紀伊国屋・ジュンク堂書店および
amazonで購入することができます。

【発表資料はこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/0/koho_press/teirei/n36/o3p.pdf

※次回学長定例記者会見(1月30日)から、Youtube等を利用し
たインターネット同時配信も行います。

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〔3〕卒業生からのお知らせ

◇広島大学工学部建築学科同窓会『広大建友会』東京総会・懇親会の開催
について

・名称:平成25年『広大建友会』東京総会・懇親会
・日時:2013年1月25日(金)PM6:30~8:30
・場所:KKRホテル東京 11F 「白鳥」
地下鉄東西線 「竹橋」徒歩1分
・招待先生他
灰山彰好先生(11回卒、S41~H5在職)
桂順治先生(42~S54在職)
桐山正樹会長(11回卒)
高松隆夫広島支部長(19回卒)
〈大学本部〉 近藤事務局長(21回卒)
山本春行理事(博前1回卒)
西名大作理事(31回卒)
・連絡先
〈東京支部長〉 中田雅資(14回卒) (株)アーバンテクノス
03-6231-0037
川本得信(22回卒) (財)住宅管理協会
090-5648-2953

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〔4〕東京オフィスからのお知らせ

◇広島県・広島大学の医工連携説明会・情報交換会 in 東京のご案内

広島県が展開している医療関連産業クラスター形成の取り組み及び広島
大学が展開している産学連携による共同研究・受託研究の取組の一環と
して、広島県と広島大学が連携して、首都圏の企業等に対して、広島地
域で展開している医工連携や投資促進に向けた取組などを紹介する「広
島県・広島大学の医工連携説明会・情報交換会in東京」を開催します。
説明会終了後に、広島大学のシーズと首都圏の企業等のニーズとのマッ
チングを図る情報交換会も開催しますので、新たなネットワークの構築
にご利用いただければ幸いです。多くの企業等の皆様にご参加していた
だきますよう、よろしくお願い申し上げます。

日 時:平成25年1月16日(水)15:00~19:00 
場 所:キャンパス・イノベーション・センター東京1階 国際会議室 
主 催:広島大学、広島県企業立地推進協議会 
参加費:無料 
 
プログラム
15:00~15:10 挨拶
15:10~16:50 広島大学の教授の紹介《広島大学》
■高輝度ルシフェラーゼの開発と医療診断応用への可能性
黒田章夫(先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻 教授)
■培養細胞および生物個体でのゲノム改変を可能にする人工ヌクレアー
ゼの開発
山本 卓(理学研究科 数理分子生命理学専攻 教授)
■血管粘弾性インデックスに基づく血管力学特性の評価
辻 敏夫(工学研究院 電気電子システム数理部門 教授)
■むし歯・歯周炎・歯周病のリスク緩和
二川浩樹(医歯薬保健学研究院 統合健康科学部門
口腔生物工学研究室 教授)
■DNAとタンパク質の相互作用を簡便・リアルタイムに定量できる技
術-創薬技術の革新-
田原栄俊(医歯薬保健学研究院・細胞分子生物学研究室 教授)
■既存のステントグラフト技術ではまだ考案されたことのない2種類の
ステントグラフト及び1種類の補助機器
末田泰二郎(医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門
外科学研究室 教授)
16:50~17:00 広島大学の医工連携の取組について《広島大学》
■「ひろしま医工連携ものづくりイノベーション事業」、「ひろしま医
工連携・先進医療イノベーション拠点」について
■広島大学のライフサイエンス分野の研究
17:00~17:15 広島県の医工連携及び投資促進に向けた取組に
ついて《広島県》
■広島県の投資環境
■医療関連産業クラスター形成に向けた取組
17:30~19:00 情報交換会
 
【詳しくはこちら】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15447

◇広島大学OB・OGの活動の情報提供のお願い

東京オフィスでは、卒業生の活動支援の一環として、広島大学OB・O
Gの文化活動や教育・研究活動など非営利の活動をホームページやメー
ルマガジンで紹介しますので、情報提供をお願いします。
なお、内容によっては掲載できない場合がありますのでご了承願います。

◇広島大学の卒業生・元教職員の情報提供のお願い

お近くにメールマガジンをご希望の方、広島大学の卒業生の方や教職員
OBの方などがいらっしゃいましたら、東京オフィスまでお名前、メー
ルアドレス等をご連絡いただくよう、ご紹介願います。


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