ライティングセンターは、以下のとおり、オンラインセミナーを開催いたします。
全8 回シリーズ:オンラインセミナー「生命科学論文の書き方update」
◆ 概要
本セミナー内容は、生命科学系のトップジャーナル30誌に掲載された300論文のそれぞれを、12のパート(Move)に分割して作成した論文コーパスを、定量的に解析した結果に基づいている。生命科学論文のIntroductionでは、「研究対象の紹介・定義」→「先行研究の紹介と問題点の提示」→「本研究の紹介」と順に述べていくのが一般的であり、このような流れをMoveと定義する。一方、 Resultsの構成は、最初に各実験を行う目的や方法の概略を述べ、次に具体的な結果を述べ、最後に結果の解釈を述べるというMoveの繰り返しからなる。決められた枠組みの中で、どのような意図を持って論文を組み立てていくべきなのか? 昨年に実施したセミナーの内容を元に、最新の分析データを加えてアップデートする。
◆セミナースケジュール
2022年2月10日~全8回 毎週木曜日/18:00~19:30
【第1回】 2月 10日(木) 18:00~19:30
「論文の構造とIntroductionのMove分析」
【第2回】 2月 17日(木) 18:00~19:30
「Introductionのストーリー展開のための基本技術」
【第3回】 2月 24日(木) 18:00~19:30
「Introductionの流れを作る基本構成と定型表現」
【第4回】 3月 3日(木) 18:00~19:30
「Move分析が示すResultsの基本構成と定型表現」
【第5回】 3月 10日(木) 18:00~19:30
「Resultsのストーリー展開を作るMove冒頭表現
/Move分析が示すDiscussionの基本構成と定型表現」
【第6回】 3月 17日(木) 18:00~19:30
「Move分析が示すDiscussionにおけるストーリー展開のポイント
/Discussionのまとめ方とIntroductionとの対応」
【第7回】 3月 24日(木) 18:00~19:30
「Move分析が示すMethodsの特徴と書き方/Titleの付け方/Abstractの書き方」
【第8回】 3月 31日(木) 18:00~19:30
「文の組立て方とライフサイエンス辞書コーパス活用法」
※Microsoft Teamsを利用します。参加ご希望の日にちを選んで参加登録を行ってください。
※1回のみの参加も可能です。
- 講 師: 河本 健 (ライティングセンター 特任教授)
- 言 語: 日本語
- 対 象: 広島大学の研究者 ※大学院生も参加可
- 定 員: 各回 100名
- 申込み: 申し込みフォーム
※詳細は、チラシをご覧ください。
【問合せ先】
学術・社会連携室 URA部門(ライティングセンター担当)
E-mail: wrc-research*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)