英語論文作成相談

ライティングセンター専任教員と、ライティング・アドバイザーが、英語学術論文や学会抄録を作成するための相談に応じます。対象とする文章は「英語」で書かれた投稿論文、学会抄録、発表原稿です。それ以外の英語で書かれた学術文章は、ライティング相談をご利用ください。

注意

  • 文章全体を校正する、いわゆるネイティブチェックは行っていません。
  • 持ち込まれた論文に剽窃が疑われる個所がある場合は、研究論文剽窃チェックツール(iThenticate)を利用してチェックを行う場合があります。その結果、悪質な剽窃と判断した場合は、責任者(指導教員など)に連絡します。
  • 同じターム中もしくは長期休暇中に2回、事前に連絡がなくセッションを欠席した場合、最後の予約日から3週間予約不可となりますので、ご留意ください。
河本 健(ライティングセンター特任教授)

相談は日本語で行います。相談では論文の構想、全体の構成や展開、論文のスタイル、図表の作り方などについてアドバイスします。

英語論文作成相談(日本語による相談)

河本教授は、大阪大学大学院博士課程修了。医学博士。専門は分子生物学と英語論文コーパス研究。基礎医学研究の傍らライフサイエンス辞書プロジェクト(https://lsd-project.jp/)のメンバーとしても活動し、学術用語の正しい使い方の啓蒙活動を行ってきました。ライフサイエンス辞書コーパスなどを活用して集めた、学術論文を書くための情報を「ライフサイエンス 英語表現使い分け辞典」「トップジャーナル395編の『型』で書く医学英語論文」など多数の著書にまとめています。

【担当授業】
・論文英語修辞学I
・学術文章の書き方とその指導法 -大学教員を目指して-

河本健 ウェブサイト

ワン・ティンジア(ライティングセンター助教)

相談は英語で行います。相談では、論文全体の構成や展開、論理の一貫性、文章のスタイル、文法などについてアドバイスします。

英語論文作成相談(英語による相談)

ワン助教は、オーストラリア・シドニー大学で博士号(言語学)を取得した、機能言語学および社会記号論の専門家です。応用言語学、教員養成、社会記号論からコミュニケーション論まで幅広く研究しています。広島大学ライティングセンターに2020年12月に着任する前は、オーストラリアで学際的な研究および教育に幅広く携わっていました。Routledge出版の他、Multimodal Literacy(多種のコミュニケーションモードを活用する技能)とデジタル教育に関連するTESOL(第二言語としての英語教授法)分野の学術誌で外部レビュアーを務めています。

ユウホン・ジュー(ライティングアドバイザー)

相談は英語で行います。相談では、論文全体の構成や展開、論理の一貫性、文章のスタイル、文法などについてアドバイスします。

英語論文作成相談(英語による相談)

ユーホン・ジュ―はオハイオ州立大学で博士号を取得した言語学者です。大学在学中は、英語音声学、統計学、科学論文に関する講義を担当。複数の言語学ジャーナルや学会で査読者も務めています。広島大学では、大学院生や教職員を対象としたライティング・グループを主催しています。「コミュニケーションとしてのライティング」を強く提唱し、論文発表が研究のすべてではなく、学術論文の第一の目標は、その分野の関連する会話や議論に継続的に参加することであると考えています。研究者の目標やモチベーションについて一緒に議論し、研究がより広い範囲に影響を与えるよう手助けすることに喜びを感じています。

ジュリー・ターナー (ライティングアドバイザー)

相談は英語で行います。相談では、論文全体の構成や展開、論理の一貫性、文章のスタイル、文法などについてアドバイスします。

英語論文作成相談(英語による相談)

ジュリー・ターナーはロンドン大学クイーン・メアリー校で英語の博士号を取得した研究者で、編集者で、ライターでもあります。説得力のある文章は、研究の普及を成功させるために不可欠な要素であると信じています。あらゆる分野の学術研究者に対し、自らの主張を磨き、読者に訴え、目標を達成するために、自らを作家として内省的に考えることを奨励しています。ジュリーは研究者と協力し、学術論文のジャンル(アブストラクト、論文、章、プレゼンテーション)をナビゲートし、論旨、構成、スタイルに関する疑問を解決します。


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