学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学の理念5原則に基づき,大学院課程において,次の方針に従って当該学位を授与します。

1.博士課程前期では,本研究科の教育理念に沿って設定された授業科目を履修して,基準となる単位の修得,かつ本研究科が定める審査に合格した学生に修士(学術)の学位を授与します。合格の主たる審査基準は次の2点です。
 (1) 当該専門分野を重点的に研究し,専門的な知識・技能を身につけるとともに,学際性・総合性・創造性を基盤とする総合科学的視点を有している。
 (2) 人間の社会的あり方や生き方,自然界に対する理解と洞察を基盤に,総合科学的視点を活用して21世紀の「知識基盤社会」*に貢献できる能力を有している。

2.博士課程後期では,本研究科の教育理念に沿って研究指導を受け,基準となる単位の修得,かつ博士論文の審査及び最終試験に合格した学生に博士(学術)の学位を授与します。合格の主たる審査基準は次の2点です。
 (1) 高度な専門的知識・技能を有するとともに,学際性・総合性・創造性を基盤とする総合科学的視点から当該専門分野における研究を自立して実践できる能力を十分有している。
 (2) 人間の社会的あり方や生き方,自然界に対する深い理解と洞察を基盤に,総合科学的視点を活用して21世紀の「知識基盤社会」*をリードしうる能力を有している。

*「知識基盤社会」:中央教育審議会は,答申「我が国の高等教育の将来像」において,21世紀を「新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要度を増す,いわゆる『知識基盤社会』(knowledge-based society)」と位置づけています。


up