総合科学プロジェクト

歴史の中で変化する言語と進化する情報ネットワーク。古くて新しい言葉と情報の世界を、言語学・情報学・数理科学・認知科学・社会科学・文化人類学・文学などの立場から総合的に研究し、情報化社会のあり方を模索するプロジェクトです。

人は自然とどうかかわって生きてきたか、現在はどのような状況にあるのか、現在はどのような状況にあるのか、そして未来は?これらをつなぐ鍵語であるサステナビリティ(持続可能性)についてフィールドに立脚してあらためて考え治します。

現代社会の抱えるさまざまなリスクを、自然・社会・文化といった複合的な視点から捉えます。自然災害や地球環境・社会環境や人間の心理的側面のリスク等に注目し、リスクコミュニケーションやリスク管理のあり方について総合的に研究を行います。

資源・エネルギーの利用に際しては、分配、枯渇地域や地球環境への配慮などの問題がありますが、これらは現代社会のさまざまな問題群と密接に関係しているため、自然環境・社会科学・人文科学のあらゆる側面から総合的に対処する必要があります。

物質から生命・生態系、さらに社会・文明に至るまで、あらゆるシステムは要素が複雑に絡み合ったネットワークとして成立しています。要素間の相互作用はシステム全体を特徴付ける一方、システムは要素のあり方を規定します。このようなネットワークをどのように理解すればよいのか、対象と手法にとらわれず、総合的に解明していきます。


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