広島大学東京オフィス メールマガジン 第42号(2015.5.8)

********************************************************************
□□
□□ 広島大学東京オフィス メールマガジン 第42号(2015.5.8)
□□
********************************************************************

広島大学東京オフィスです。
広島大学の旬な話題をお届けいたしますので、ぜひご覧ください。

━━━━━
目 次
━━━━━

〔1〕研究成果
◇動物の成長や細胞の増殖の新しい調節機構を発見
-インスリン受容体基質のユビキチン化の知られざる意義-

〔2〕広島大学トピックス
◇「フェニックスリーダー育成プログラム」平成27(2015)年10月入学
学生募集を行います 【東京オフィス開催あり】
◇[たおやかで平和な共生社会創生プログラム]学生募集説明会を開催します
【東京オフィス開催あり】
◇「スーパーグローバル大学創成支援事業」ウェブサイトを開設しました
◇キャロライン・ケネディ駐日米国大使が本学の学生と交流しました
◇越智光夫学長が紫綬褒章を受章しました
◇広島大学病院ファミリーハウス竣工記念式典を行いました

〔3〕8.20広島土砂災害「田んぼ彩生プロジェクト!」

〔4〕東京オフィスからのお知らせ
◇広島大学OB・OGの活動の情報提供のお願い
◇広島大学の卒業生・元教職員の情報提供のお願い

********************************************************************

〔1〕研究成果

◇動物の成長や細胞の増殖の新しい調節機構を発見
-インスリン受容体基質のユビキチン化の知られざる意義-

東京大学 大学院農学生命科学研究科の高橋伸一郎准教授と広島大学
大学院医歯薬保健学研究院の福嶋俊明助教らの共同研究チームは、
動物の成長を司るホ ルモン、「インスリン様成長因子(IGF)」の
情報が細胞内で伝達されて細胞の増殖を促す仕組みの新たな調節機構を
発見しました。

今回の研究成果は、IGF活性の異常によって引き起こされる成長異常や、
がんなど高齢化社会で問題となっている疾病の新しい治療薬の開発に
役立つことが期待されます。

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22883

********************************************************************

〔2〕広島大学トピックス

◇「フェニックスリーダー育成プログラム」平成27(2015)年10月入学
学生募集を行います【東京オフィス開催あり】

広島大学放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
入学生募集説明会(平成27年10月入学)を以下のとおり開催しますので,
是非お越しください。

【プログラムの概要】
本プログラムでは,原爆からの復興を支えた広島大学の実績と経験を生かして,
分野横断的・実践的学問領域である「放射線災害復興学」を確立し,
放射線災害からの復興の核となる「放射線災害から生命を護る人材」,
「放射能から環境を護る人材」,「放射能から人と社会を護る人材」を
育成します。

5年又は4年一貫の徹底した人材育成カリキュラムにより,放射線災害に
適正に対応し,明確な理念の下で復興に貢献できる判断力と行動力を有した,
国際的に活躍できる分野横断的統合的グローバルリーダー
(フェニックスリーダー)を輩出します。

〔日時・場所〕平成27年5月12日(火) 18:00-19:00
広島大学東京オフィス キャンパス・イノベーションセンター4階 408

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22752

◇[たおやかで平和な共生社会創生プログラム]学生募集説明会を
開催します【東京オフィス開催あり】

広島大学大学院「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」
(文部科学省「博士課程教育リーディングプログラム」平成25年度採択)の
学生募集説明会を開催します。
興味のある方はぜひお越しください。

【募集対象】

平成27(2015)年10月入学(第2次募集)・平成28(2016)年4月入学

広島大学国際協力研究科とたおやかプログラム合同の学生募集説明会
〔日時〕2015年6月7日(日)14:00-16:00
〔会場〕東京オフィス キャンパス・イノベーションセンター4F408会議室

【プログラム概要】

本プログラムは、国内外の教育研究機関や企業、国際協力機関等との
連携・協力の下、地域独自の社会と文化を深く理解し、地域が抱える
課題の克服のために、必要な先端科学技術を見出し、育むことによって、
多文化共生社会を支えるリーダーを育成することを目的としています。

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22775

◇「スーパーグローバル大学創成支援事業」ウェブサイトを開設しました

平成26年度文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業
(タイプA)に採択された「世界をキャンパスとして展開する
広島大学改革構想」のウェブサイト(日本語・英語)を開設
いたしました。

今後の活動内容などの最新情報を、当ウェブサイトにて紹介して
まいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

サイトURL : http://hiroshima-u.jp/sgu

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22680

◇キャロライン・ケネディ駐日米国大使が本学の学生と交流しました

平成27年4月17日、キャロライン・ケネディ駐日米国大使が広島大学
霞キャンパス(広島市南区)を訪れ、本学の学生と留学の重要性や
グローバル人材をテーマに語り合いました。

はじめに、越智光夫学長から「広島大学の学生たちとの意見交換を
通じて日米間の真の友情がより深まり、お互いの絆がより強固な
ものとなることを願っています」とあいさつがありました。

その後、学部・大学院の学生11人と越智学長のほか、湯崎英彦
広島県知事らも一緒に大使とテーブルを囲み、自己紹介の後、
海外留学して感じたことや日米の教育の違いなどをテーマに
英語で語り合いました。

和やかな雰囲気の中、大使の問い掛けに学生も臆することなく
応じるなど、予定の時間を大幅にオーバーして中身の濃い意見交換が
繰り広げられました。

交流を終えた学生たちは「大使が話を引き出してくださり話し
やすかった」「広島大学や東広島市の国際化に自分も何か貢献したい」
「日米だけでなく世界で活躍して欲しい、という大使の言葉に
勇気づけられた」と感想を語っていました。

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22782

◇越智光夫学長が紫綬褒章を受章しました

このたび、越智光夫学長は「自家培養軟骨の開発」の研究成果が評価され、
紫綬褒章を受章しました。

スポーツ外傷などで起きる膝関節の軟骨欠損症の根治療法として、
体外で培養した自身の軟骨細胞を欠損部に移植する方法が試みられて
きました。

しかし、その方法では移植した培養軟骨が患部から漏れ出るなどの
問題がありました。

越智学長は、その問題を克服するため、軟骨細胞を立体的に培養する
「自家培養軟骨移植術」を考案し、島根医科大学(現島根大学医学部)に
在任していた1996年から世界に先駆けて臨床研究を始めました。

その後、この培養技術は民間会社に技術移転。2012年に製造販売承認を
取得、2013年から保険適用を受けています。
この自家培養軟骨は、日本初の再生医療等製品であり、日本の成長戦略に
合致するとともに、生活の質を向上するうえで国民に多大な貢献しています。

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22863

◇広島大学病院ファミリーハウス竣工記念式典を行いました

入院治療が長期に及ぶ小児がんの子どものご家族のための宿泊施設
「広島大学病院ファミリーハウス」が、広島大学病院近くに完成し、
4月27日に竣工記念式典を行いました。

広島大学病院は平成25年、地域で小児がん診療の中心的役割を担う
「小児がん拠点病院」に中国四国地方で唯一指定されました。
今回ファミリーハウスが竣工したことで、遠隔地の患者さんの
ご家族も病院の近くで自宅に近い生活を送ることができます。

5階建ての施設内には計11の2人用・3人用宿泊室のほか、利用者同士が
交流できる多目的ルームや談話コーナーを設けています。

※ファミリーハウスは総事業費約2億7,000万円をかけて建設しました。
今後の運営にも多額の資金が必要となるため、引き続き「広島大学病院
ファミリーハウス建設基金」を受け付けています。
多くの個人・法人の皆さま方の幅広いご支援をお願い申し上げます。

【詳しくはこちらから】
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/22864

********************************************************************

〔3〕8.20広島土砂災害「田んぼ彩生プロジェクト!」

2014年8月20日に発生した広島県土砂災害の被害を受けた安佐北区。
そこで、広島の大学生が田んぼの土砂撤去を行い、地域の人々の
生活に再び”彩(イロドリ)”を生み出すプロジェクト!

「田んぼ彩生プロジェクト!」は現在も継続して活動しています。
活動の様子はFacebookページで更新されていますので、ぜひご覧ください。

【田んぼ彩生プロジェクト!facebookページ】
https://www.facebook.com/tanbo.saisei

********************************************************************

〔4〕東京オフィスからのお知らせ

◇広島大学OB・OGの活動の情報提供のお願い

東京オフィスでは、卒業生の活動支援の一環として、広島大学
OB・OGの文化活動や教育・研究活動など非営利の活動を
ホームページやメールマガジンで紹介しますので、情報提供を
お願いします。
なお、内容によっては掲載できない場合がありますのでご了承願います。

◇広島大学の卒業生・元教職員の情報提供のお願い

お近くにメールマガジンをご希望の方、広島大学の卒業生の方や教職員
OBの方などがいらっしゃいましたら、東京オフィスまでお名前、
メールアドレス等をご連絡いただくよう、ご紹介願います。


up