平成30年(2018年)7月豪雨災害に対する広島大学の取り組み

被害状況


①人的な被害
2018年7月9日時点での安否確認システムによる調査では、学生・教職員の人的被害は確認されていません。

②物的な被害
【東広島キャンパス】
・環境安全センターの地下室(タンク・自家発電機)が浸水し、センターの水処理が停止しました。(写真1)
・中央図書館とサタケメモリアルホールの法面が一部崩れました。(写真2)
・附属幼稚園の裏山が崩れ、土砂がブールバールの歩道及び車道に流出しました。(写真3)
・ががら第一職員宿舎4号の裏山が崩れ、土砂が「ががら道」を越えて流出しました。(写真4)
・池ノ上学生宿舎、山中池付近に土砂が流入しました。(写真5)

【霞・東千田キャンパス】
被害の報告はありません。

(写真1)

(写真2)

(写真3)

(写真4)

(写真5)

授業の状況


【東広島キャンパス】
7月12日(木)まで休講とし、13日(金)から授業を再開する予定です。13日に授業再開の場合は月曜日の授業を振り替えて実施します。

【霞・東千田キャンパス】
7月10日(火)から授業を再開します。

学生生活について

  • 図書館は7月9日休館しました。10日以降は開館時間を短縮して利用できるようにします。
  • 7月10日(火)から全キャンパスの体育施設および課外活動共用施設の使用が可能になります。
  • 7月9日の午後と夕方、大学病院に備蓄している非常食120食分と、やまだ屋様のご厚意でいただいたハラル対応のもみじ饅頭としゃくしせんべい計770個を外国人留学生約150人に無料配布しました。
  • 生協の売店・食堂は営業していますが、営業時間を一部変更しています。物流がまひしているため弁当、パンの入荷が滞ったり、一部食堂メニューの提供が出来なくなったりしています。7月10日からは食堂でハラル対応の食事の提供が可能になります。
  • 7月10日と11日に予定していた在学生対象の留学説明会は中止します。

本学への交通アクセス (東広島キャンパス)

  • 山陽新幹線は平常運転しています。東広島駅~広島大学間の路線バスも7月9日から運行を再開しました。
  • JR山陽本線(在来線)は糸崎~海田市間で運転を見合わせています。また、広島大学と西条駅、八本松駅を結ぶ路線バスも運行を見合わせています。
  • 広島空港発着のフライトは一部欠航はあるものの、ほぼ平常通り運航しています。広島大学へは広島空港~新幹線東広島駅間の臨時バスを利用し、東広島駅~広島大学のバスもしくはタクシーをご利用ください。
  • 山陽自動車道は現在、本郷~広島間が通行止めですが、西日本高速道路株式会社によると「河内~広島間は、今後1週間程度で通行止めを解除見込み」とのことです。
  • 広島市内からの一般道は、広島熊野道路経由もしくは国道2号線東広島バイパス経由が利用できますが、激しい渋滞になっています。


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