第25回企業訪問(湧永製薬)

2014年11月7日,当研究科分子生命機能科学専攻の河本正次教授,岩下和裕客員教授,水沼正樹准教授と分子生命機能科学専攻の学生等15名が,安芸高田市にある湧永製薬株式会社を訪問しました。

当研究科OBによる説明

 チャーターバスにて大学を出発し,14時前に湧永製薬株式会社広島事業所に到着しました。到着後は,研究管理部部長の倉本様より,湧永製薬についてご説明いただきました。

湧永製薬株式会社は1955年湧永薬品株式会社として設立され,来年(2015年),創業60周年を迎えます。天然素材を原料とした健康補助食品や,滋養強壮剤「キヨーレオピン」をはじめとする各種医薬品の開発などを行っています。

 研究・開発のお話を伺った後は,2班に分かれて液剤製造所の見学をさせていただきました。屋外のニンニク熟成用タンクや,「キヨーレオピン」の液剤充填から包装までのラインを見学しました。

 見学後は当研究科OBの方と意見交換を行い,診断薬の開発のことや学生時代にやっておいて良かったことなどについて,参加した学生は活発に質問を行っていました。

その後,玄関にて記念撮影を行い,17時20分頃バスにて帰途につきました。

 お忙しい中を長時間にわたってご対応いただきました倉本様,坂江様はじめ社員のみなさま,貴重な体験をさせていただき,誠にありがとうございました。

湧永製薬企業訪問

参加した学生の感想を紹介いたします。

  • 広島に工場をもつ企業で、広大生も多く入社しているため、自分が入社するイメージを持ちながら企業訪問することができた。自分の将来をイメージすることができるよい機会だと思う。
  • 湧永製薬だけでなく、製薬会社の大まかな構造、仕事内容を把握することができ、非常に有意義だった。ニンニクという身近な食材から、高付加価値を生みだして、利益を得ており、バイオ技術の応用法としてとても面白いものだった。
  • とても就活においてためになりました。
  • 企業研究が大変役に立ちました。工場の様子も確認することができて、実際に働くビジョンが想像できました。
  • 私は食品関係に就職したいと思っていましたが、医薬品にも先輩方が就職しているのを見て、どんな感じなのかと思っていました。でも、今日訪問してみて雰囲気を感じとれ、また、工学から薬学へのギャップについてOBの方からの話も聞けてよかったです。


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