谷本修一(日本工営株式会社 内定)

(インターンシップ先:国際協力機構(JICA)マカッサルフィールドオフィス(2009年度))

 

就職活動体験について書く前に、G.ecboの海外インターンシップの経験について少し書きたいと思います。
私は昨年の夏、インドネシアの東部マカッサルにおいてJICA MFOで1ヶ月、インターンシップを経験しました。その中で、ニュータウンや道路の建設予定地の見学や、ミーティングへの参加・ホームステイの体験など、本当に貴重な体験をたくさんさせて頂きました。私の興味があった都市計画に関するプロジェクトは調査や改善案の提案などについては実質、開発コンサルタントである日本工営が実施していました。そして、私は1ヶ月のほとんどを日本工営が駐在しているプロジェクトオフィスでお世話になったのです。

このインターンシップを終え、少しずつ就職活動を始めた私。振り返ってみると、鉄道や官公庁・デベロッパーなど、様々な会社を受験した活動でした。自分の未熟さに悔しい想いをした一方で、自分がどうありたいかを深く深く見つめ直す機会でした。活動を続けるにつれて自分の専門分野を活かし、日本の技術を世界に伝える事のできる会社という軸に落ち着きました。
「就職活動はご縁である」とはよく言ったもので、滞在中にお世話になった小泉肇様は元日本工営の会長であったし、数日間現地に来られていた井上様は採用試験の面接官でした。更に、このプロジェクトのリーダーであった渡辺様とは、書類を提出しに会社を訪れた時に偶然再会し、日本工営とは何か目に見えないご縁を感じずにはいられませんでした。実際私は選考が進まず苦戦する中、日本工営のそれはスムーズに進み、結果内定を頂くことができました。

これから就職活動を始めるみなさん。自分の興味のある事には何にでもチャレンジすべきである。何も考えず、まず行動する。どんどん挑戦して、いろんな事を経験する。そうすれば自分の進むべき道もはっきりとしてくる。就職活動をすることは今後そう多くないでしょう。だからこそ、他人に流されず、後悔だけはしないようにしてほしいです。


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