曽原 葵(内定先業種:教育)

文学研究科 日本史学専攻  G.ecbo派遣先:インドネシア教育大学,インドネシア (2017年 9月,29日間) 

-調査内容について

インドネシアの大学・高校教育についての調査の一環で、日本の文化・歴史の紹介をしました。教育史を研究しているので、日本の教育に関わる内容の発表をしました。

 

 

- 印象に残っていること

「先生の講義をきいて、日本にますます留学したくなりました。」と学生に言ってもらえたことです。日本のことを知ってもらいたく、たくさん準備をして行った授業だったので伝わってよかったです。この時に声をかけてくれた学生は今日本に留学しています。学生達の日本語に対する学習意識を高めることができ大変嬉しく思いました。

- インターンシップで一番得たもの

日本語学科の学生の多くは、アニメや漫画といった日本の文化から興味を持ち日本語を学んでいます。日本とインドネシアでは、歩んできた歴史も育んできた文化も全く違います。全く違う両者ですが、その違いを認めることで互いに分かり合える、という、当たり前で、でもとても難しいことに改めて気づくきっかけを得ることができました。グローバル化が進んでいく社会の中で大事になってくる姿勢をインドネシアの学生達から教えてもらったように思います。

- この企業・業界を選んだ理由

インターンシップで教育に携わる仕事がしたいと強く思ったからです。大学合格という夢を、生徒の近くで支援できることに魅力を感じました。

 

- インターンシップ経験が就職活動に与えた影響

インターンシップ前から事前研修を通して発表する機会が多くあったので、面接で堂々と話すことができました。教育もグローバル化が進んでいるので、この経験は仕事に必ずいかせると思います。

- 今後の目標

チャレンジ精神を忘れずに、新しい環境でも成長し続けたい。海外の教育事情にもアンテナを張り仕事に取り入れていきたいと考えています。多様な未来を子ども達に示せる社会人になりたいです。

- 後輩へのアドバイス

G.ecboでのインターン中は、決して楽しいことばかりではありませんでしたが、現地の先生方や何よりも学生達が、私を支えてくれました。今でも連絡をとりあい、日本語指導をすることもありますが、中には日本留学という夢を叶えた学生もいます。夢の支援が出来たことを本当に誇りに思います。この経験が、今の私を形作っていると心からいえます。

 私は、英語もインドネシア語も堪能なわけではありません。コミュニケーションがうまくできずにもどかしい思いをしたことも何度もありました。ですが、G.ecboで何かを成したいという強い気持ちがある人には是非応募してほしいと思います。諦めなければきっと道は拓けます。一度しかない学生生活を後悔しないように過ごしてください。

 


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