中・四国アメリカ学会は1973年（昭和48年）に結成され，広島大学の総合科学部アメリカ地域研究，法学部，経済学部，文学部の教員を中心としつつ，アメリカの政治，法律，経済，社会，歴史および文学を研究する中国・四国地域の研究者が集い，「アメリカ地域研究」という共通のテーマで研鑽を深める場として今日に至っています。

　毎年開催される年次大会のシンポジウムでは，一つのテーマを文学，政治学，社会学等の視点から掘り下げるなど，学際学会ならではの興味深い報告・討論が行われています。

中・四国アメリカ学会ホームページ（https://csame.hiroshima-u.ac.jp/）

　当初，本年の年次大会は東千田キャンパス未来創生センターで開催の予定でしたが，コロナ禍の状況を鑑みて、オンライン（Zoom）で開催することを決定いたしました。

　個別報告のほか，シンポジウムとして”Hiroshima, America, and Nuclear Legacies“と名打ちまして，日米における「核の記憶」について，多様な視点から論じられる予定です(下記プログラム参照)。

　会員以外の方で参加を希望される場合は、11月13日（土）までにメールにて事務局までお知らせください。事務局のメールアドレスはtk-yama@hue.ac.jpです。参加の希望をお知らせいただいた方には、後日事務局より、Zoom会議への招待メールを送らせていただきます。年次大会当日は、この招待メールに含まれているリンクをクリックして、ご参加ください。なお、参加のご連絡をいただいたにもかかわらず、大会１週間前になってもリンクが送られてこない場合は、お手数をおかけしますが、再度、事務局 tk-yama@hue.ac.jp までご連絡いただきますようお願いいたします。

中・四国アメリカ学会事務局　山本貴裕

2021年11月27日（土）Zoom会議 

理事会　（12:00～12:30）　司会：中野 博文（北九州市立大学） 

開会の辞（13:00～13:05）　　　　中野 博文（北九州市立大学）  

研究報告（13:05～14:25）　　 　　　　 

• ヒスパニック／ラティーノ社会と中米紛争（13:05〜13:45） 

報告者：佐藤夏樹（京都大学・非常勤講師）、司会：岩崎佳孝（甲南女子大学） 

• フランシス・シェーファーとファンダメンタリズム（13:45〜14:25） 

報告者：相川裕亮（広島大学）、司会：山本貴裕（広島経済大学） 

コーヒーブレイク（14:25～14:35） 

Symposium (14:35-17:15 including a 10-minute break) 

Hiroshima, America, and Nuclear Legacies 

Moderator: Kyoko Matsunaga (Hiroshima University) 

• The Small Atoms for Peace Exhibitions: ‘Japanization’ of Nuclear Modernity from the late 1950s to the early 60s 

Presenter: Yuka Tsuchiya (Kyoto University) 

• Greenwashing Plutonium: Transforming US Legacy Nuclear Weapon Sites into Nature Preserves 

Presenter: Robert Jacobs (Hiroshima City University) 

• Visualizing the “Invisible,” Voicing the “Unheard”: The Representation of Nuclear Legacies in Documentary Films 

Presenter: Kyoko Matsunaga (Hiroshima University) 

総会　　（17:20～17:35）　司会：中野 博文（北九州市立大学） 

閉会の辞（17:35～17:40）　　　　山本貴裕（広島経済大学）