独立行政法人国際協力機構(JICA)は、中央アメリカ地域で2000年代以降、算数・数学分野の国際協力を実施してきています。丸山隆央特任准教授(大学院国際教育開発プログラム所属)は、一橋大学の黒崎卓教授とともに、エルサルバドル国における算数・数学分野のJICA事業に関し、子ども達の学習成果への効果について、ランダム化比較試験による実証に取り組み、今般、その結果がJICAが発行する事業評価年次報告書に取り上げられました。また、同インパクト評価にかかる学術論文が以下の国際学術誌に掲載されました。
- 独立行政法人国際協力機構 (2022)『事業評価年次報告書2021』.
- 「第2部 事業の質の改善・評価の活用と学び」の51ページで研究成果が引用されています。
- Maruyama, T. (2022) Strengthening Support of Teachers for Students to Improve Learning Outcomes in Mathematics: Empirical Evidence on a Structured Pedagogy Program in El Salvador. International Journal of Educational Research, 115.